NEC、Webフィルタリングソフトを標準搭載したインターネットアプライアンスサーバ

エンタープライズその他

注目記事

2008.7.29（火）16:17

　日本電気は29日、インターネットアプライアンスサーバ「Express5800/InterSecシリーズ」の新モデルとして、小中規模向けの「Express5800/CS300f（Webフィルタリングセット）」、および中規模向けの「Express5800/CS500f（Webフィルタリングセット）」を発表した。価格はそれぞれ106万円から、160万円から（いずれも税別）。出荷は7月31日に開始される予定だ。

　今回発表された2製品は、アルプスシステムインテグレーションのWebフィルタリングソフト「InterSafe」と増設メモリボードを標準搭載し、初期導入コストを従来比最大30％削減したもの。InterSafeでは、業務に関係がないサイトの閲覧やWebメールの使用を制限するとともに、SNSやブログなどもカテゴリごとのフィルタリング設定を可能とすることで、掲示板やブログへの書き込みやWebメールによる情報漏洩を防止できる。ハードウェアとWebフィルタリングソフトをセットで提供することで、サーバ構築に関する高度な知識を必要とせず、導入から運用までを容易に行えるモデルとなっている。

《富永ジュン》