センドメール、機密情報漏えい防止の新機能として「Document Fingerprinting」を発表 | RBB TODAY

センドメール、機密情報漏えい防止の新機能として「Document Fingerprinting」を発表

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 センドメールは26日、メール誤送信による機密情報漏えいを防止する新しい機能として「Document Fingerprinting (ドキュメント・フィンガープリンティング)」を発表。メールセキュリティの統合運用・管理ソフトウェア「MailstreamManager」のオプションとして12月末に提供する。

 「Mailstream Manager」は、メールゲートウェイからメールボックスまで、すべてのメールシステムを対象に、ウィルス/スパム対策、情報漏洩防止、誤送信防止やコンプライアンスのためのメールポリシー設定・実施を、WebベースのGUIで一元的に行うことができる。追加される「Document Fingerprinting」機能は、「Mailstream Manager」のWebベースの管理画面から、企業内の既存のファイルサーバの中で保護対象となるファイルを指定すると、ファイルごとに特徴的な文字列を抽出したフィンガープリントが自動生成され、専用のデータベースにインポートされ蓄積される。「Mailstream Manager」は、メール添付で送られるファイルにフィンガープリントに一致するデータが含まれていると、設定したポリシーが適用されて送信中止などの処理が行われる。

 1つのファイルに対してフィンガープリントは複数生成され、これらを総合して一致の確率を算定し「Compliance Score」が表示される。「Mailstream Manager」は、LDAPをはじめ外部のデータソースと連携させることで、組織や取引先/顧客データと照合して詳細なポリシー設定を行うことができるので、フィンガープリントの一致率によって詳細に制御することが可能。また、フィンガープリントは圧縮率が元のファイルの200分の1で、ファイルごとにキーワードを検索する従来方式に比べて高速検索することができるので、業務に影響を与えない。対象となる文書ファイルはMicrosoft Word / Excel / PowerPoint、テキストなどで、SMTPによるメール送信だけでなく、FTPおよびWebメールにも対応可能なICAPプロトコルも新たにサポートした。

《RBB TODAY》

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