米HP、ITサービス企業・米EDSの買収を完了、IT業界最大規模の企業へ

　米Hewlett-Packardは26日（現地時間）、米Electronic Data Systems（EDS）の買収を完了した。

　今回の買収は2008年5月13日に発表されたもので、2002年のHewlett-Packardの米Compaq買収に次いで2番目となる約139億ドルに相当するもの。Hewlett-PackardとElectronic Data Systemsの2007年度の売り上げ合計は380億ドルに達し、今回の買収により、Hewlett-PackardはIT業界最大の製品ラインナップ、サービス、ソリューションのポートフォリオを持つことになる。

　EDSのリーダーシップ・チームは以下の通り。

・Michael Coomer、シニア・バイスプレジデント、アジア太平洋地域・日本担当、EDSにおいても同職を担当。
・Joe Eazor、シニア・バイスプレジデント、トランスフォーメーション担当、EDSで企業戦略とビジネスディベロップメントを担当。
・Bobby Grisham、シニア・バイスプレジデント、グローバルセールス担当、EDSにおいても同職を担当。
・Jeff Kelly、シニア・バイスプレジデント、南北アメリカ担当、EDSにおいても同職を担当。
・Mike Koehler、シニア・バイスプレジデント、インフラストラクチャー・テクノロジー・アウトソーシング（ITO）およびビジネス・プロセス・アウトソーシング（BPO）担当、EDSにおいても同職を担当。
・Andy Mattes、シニア・バイスプレジデント、アプリケーション・サービス担当、Hewlett-Packardにおいてアウトソーシング・サービスのシニア・バイスプレジデントを務めていました。
・Maureen McCaffrey、バイスプレジデント、ワールドワイド・マーケティング担当、EDSにおいても同職を担当。
・Dennis Stolkey、シニア・バイスプレジデント、USパブリック・セクター担当、EDSにおいても同職を担当。
・Bill Thomas、シニア・バイスプレジデント、欧州・中東・アフリカ地域担当、EDSにおいても同職を担当。

　また、Hewlett-Packardの組織モデルと協調して機能するグローバル・ファンクションにレポートする部門長は下記の通り。

・Craig Flower、シニア・バイスプレジデント、IT担当、Randy Mott氏（Hewlett-Packardのエグゼクティブ・バイスプレジデントでチーフ・インフォメーション・オフィサー）にレポート。Flower氏はHewlett-Packardのシニア・バイスプレジデントでeBusiness, customer and sales operationsを担当。
・Tom Haubenstricker、バイスプレジデント、ファイナンス担当。Cathie Lesjak氏（Hewlett-Packardのエグゼクティブ・バイスプレジデントでチーフ・ファイナンシャル・オフィサー）にレポート。Haubenstricker氏はEDSのバイスプレジデントで欧州・中東・アフリカ地域担当のチーフ・ファイナンシャル・オフィサーを務めていました。
・Deborah Kerr、バイスプレジデント、チーフ・テクノロジー・オフィサー、Shane Robison氏（Hewlett-Packardのエグゼクティブ・バイスプレジデントでチーフ・ストラテジー・アンド・テクロノジーオフィサー）にレポート。Kerr氏はHewlett-Packardのバイスプレジデントでサービズ事業のチーフ・テクノロジー・オフィサーを務めていた。
・Mike Paolucci、バイスプレジデント、人事担当。Marcela Perez de Alonso氏（Hewlett-Packardの人事担当エグゼクティブ・バイスプレジデントにレポート）。Paolucci氏はEDSの Global Compensation and Benefits/HR Business Development担当のバイスプレジデントを務めていた。
・Sylvia Steinheiser、バイスプレジデント、法務担当、Mike Holston氏（Hewlett-Packardのエグゼクティブ・バイスプレジデント、 general counsel and secretary担当）にレポート。Steinheiser氏はHewlett-Packardのバイスプレジデントで南北アメリカの法務を担当。