ソニー、ネットワーク対応HDDコンポ「ネットジューク」の新モデル——PCやケータイからの楽曲転送に対応
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2製品はいずれも、インターネットに接続して音楽がダウンロードできるなど、ネットワーク機能に対応したHDDコンポ。付属ソフトを利用することで、PC内に保存した楽曲をLANおよびUSB経由で取り込み可能。また「LISMO オーディオ機器連携」に対応したauの携帯電話をUSB接続することで、ダウンロードしたEZ「着うたフル」を取り込むことができる。
そのほかの仕様は従来モデルとほぼ同一。容量160GBのHDDを搭載しており、本体搭載のCDプレーヤーから内蔵HDDに最大約16倍速でのワンタッチ録音が可能。上位モデルNAS-M700HDはMDプレーヤーも搭載し、HDDに最大約20倍速で録音できる。本体には約35万枚のアルバム情報が収録されており、HDDに楽曲を録音した際に、アルバム名、アーティスト名、タイトルを自動で入力。楽曲情報の入っていないMDやアナログ音源でも、波形データから曲を識別してタイトル入力する。また、音楽サービス「エニーミュージック」に対応し、インターネットに接続して音楽ダウンロードやオンラインCDショップ、FMオンエア情報などのサービスが利用できる。
音楽再生機能として、気分や雰囲気、時間帯にあわせて音楽をシャッフル再生する「おまかせチャンネル」機能を搭載。音質面では、フルデジタルアンプ「S-Master」を搭載(NAS-M700HDのみ)するほか、MP3などに圧縮する際に取り除かれた高音域を補完する同社独自開発の「DSEE(Digital Sound Enhancement Engine)」を採用する。
取り込んだ楽曲は、デジタルオーディオプレーヤー「ウォークマン」や携帯電話などに最大約50倍速で転送可能。ウォークマンの場合は、専用転送ポート「WM-PORT」に装着するだけで音楽データの転送から充電までを行える。
2製品共通の仕様として、HDDへの音楽ファイルの取り込みはMP3/ATRAC/リニアPCMに対応し、CD部の再生フォーマットはCD-DA/MP3(CD-R/RW)。スピーカーは2ウェイバスレフ型式で、アンプ最大出力は20W×2ch。インターフェースはEthernet/USB×2/ヘッドホン出力/映像出力などを備える。本体サイズは幅285×高さ143×奥行き285mm(スピーカーを除く)。なお、NAS-D500HD(ホワイト)のみの仕様として、スピーカーネットを着せかえてデコレーションできるアクセサリー「SUP-NASD500」(別売)に対応する。
また、ネットワーク機能を搭載しないHDDコンポの容量80GBモデル「CMT-E300HD」もあわせて発売する。カラーはピンク/ホワイト/シルバーの3色を用意。予想実売価格は45,000円前後。
《花》
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