ネット「従量課金化」には圧倒的多数が反対、「光でも遅い」が過半数〜アイシェア調べ
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2008年9月9日〜11日の期間に、同社のサービス会員である20代〜40代を中心とするネットユーザー男女415名の回答を集計したもの。内訳は男性:56.9% 女性:43.1%、20代:12.5% 30代:50.1% 40代:28.4% その他:8.9%、光:49.2% ADSL:36.9% ケーブル10.1% 携帯通信・その他 3.8%。
現在インターネットは「定額使い放題」が基本だが、ネット渋滞解消策として、通信量に応じた「従量課金」方式を採用する動きが内外にある。これについてどう思うか?と聞いたところ、全体では「定額のままがよい!(従量は反対)」が85.1%とほとんどの人が「反対」。「使わなければ安いのであれば賛成!」が11.6%、「理由がわかるので賛成!」はわずか3.4%で、従量課金化には抵抗が強いようだ。男女別に大きな差は見られなかったが、年代別に見ると20代で90.4%、30代で87.5%、40代で77.1%と若い年代ほど反対派が多かった。
また今年、ネットを利用中に速度が変わった(遅くなった)と感じたことがあるか?との問いには、全体では「ある」が53.3%と半数以上。「ない」としたのは20.0%、「気にしたことがない」が26.7%だった。経験者は男性50.0%に対し女性57.5%と、女性のほうが高く、年代別に見ると、20代46.2%、30代51.0%、40代61.0%と、年代が上がるほどアップ。男性より女性、若者より中高年のほうが速度に敏感だという、少し意外な結果が明らかとなった。
そして現在の通信速度に満足しているか?と聞いたところでは、「もっと速いのがよい」が57.1%で、「今のままでよい」とする現状満足派を上回った。利用回線種別で見ても、「ADSL利用」「ケーブル利用」「光利用」それぞれで半数以上が「もっと速いのがよい」との回答が出た。「もっと速いのがよい」と感じるのはどんな時かを選択してもらったところ、「動画の再生・ダウンロード」が44.7%ともっとも多く、次いで「ファイルのダウンロード」23.2%。「WEB閲覧」18.6%だった。
「動画の再生・ダウンロード」は男性で48.1%、20代で57.1%と、特に男性と20代で多くかった。ちなみに「ケーブル利用」では「ファイルのダウンロード」が39.1%、「WEB閲覧」も26.1%となっており、他の回線ではあまり意識されないものが高く、全体的に速度を遅く感じているユーザが多いようだ。
《冨岡晶》
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