脅威勢力図に大きな変化か? 9月に爆発的にウイルス活動増大〜フォーティネット調べ
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それによると今月は、脅威勢力図に大きな変化が起こり、トップ10に新しい変種が入ったことが特徴となった。W32/Multidr.JDが先月に引き続き活動していたが、W32/Delf.BFCと交代。さらにレポート対象期間の半ばを過ぎた頃、すでに大量だったW32/Inject.GZWの活動が、爆発的に増大したという。そのほかにもW32/Virut.A、新手のキーロガーが、W32/Goldun.AXTに関連した動きを見せていたという。
FortiGateセキュリティアプライアンスが2008年8月21日〜9月20日の期間に発見したマルウェアの統計によれば、トップ10のうち6種が新種となり、とくに1位ともなった「W32/Inject.GZW!tr.bdr」の猛威(38.1%)が目立っている。そのほか不正なセキュリティアプリケーションとしては、トロイの木馬がトップ4を席巻し、関連する変種をすべて合わせると今回の調査対象期間におけるマルウェア総量の60%以上を占める結果となった。キーロガーの新顔であるGoldun.AXTは6位となっている。
マルウェアについては、新種の「RogueSecurity」が61.5%で1位。AntiVirus XP 2008とXP Security Centerの偽セキュリティソフトがその隙間を埋める結果となった模様。
フォーティネットのFortiGuardグローバルセキュリティリサーチチームは、10月もRogueSecurityファミリーの活動に対して準備を怠りなく、常に悪だくみに用心するよう、注意を呼びかけている。
《冨岡晶》
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