「偽FlashPlayer」がグーグル検索のトップに表示〜G DATA Softwareが独の事例を報告
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Flash PlayerをGoogle検索するとマルウェアサイトに行くトラップがドイツで発見されたもので、サイバー犯罪者が最新版FlashPlayerのあるサイトと偽ってGoogle広告に登録し、その結果、トップ表示に成功したという。現時点において日本語版Googleには出現していないが、同社では類似した動きが出る可能性を考えて、広く注意を呼びかけたとしている。
Flash Playerは今月中旬にカスタムフィルタや3Dエフェクトなど新機能を盛り込んだ最新バージョン10がAdobe社よりリリースされたばかり。ドイツのGoogleでは、10月18日未明より断続的に、広告枠に「Adobe Flash Player 10」のページが表示されていた。このページのURLは「www.flash-player-10.com」となっており、クリックすると、あたかも最新版プレイヤがダウンロードできるような画面が表示され、「flash10_setup.exe」という実行ファイルのダウンロードが行われるようになっていた(正しいファイル名は「install_flash_player.exe」)。この「flash10_setup.exe」の実体は「Win32:Agent」系統のマルウェアで、偽物のソフトだったという。
これに対し、G DATA Softwareでは、同社製品など「ウェブフィルタ」の機能を搭載したウィルス対策ソフトの利用を推奨している。
《冨岡晶》
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