プラネックス、11nや11aを含むすべての規格に対応した無線LANルータ——同仕様の無線LANコンバータも

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2008.10.24（金）13:57

　プラネックスコミュニケーションズは、IEEE802.11n ドラフト2.0と11a/b/gすべての規格に対応した無線LANルータ「MZK-W300NAG」を発表。11月下旬に発売する。価格はオープンで、予想実売価格は15,800円。

　同製品は、従来の無線LAN規格2.4GHz帯（11b/g）に加え電波干渉の少ない5GHz
帯（11a W52/W53）に対応し、映像音楽などのデータ通信もノイズの少ないクリーンな環境で利用可能。有線部分でも全ポートギガビット高速通信できる。I

　無線LANの電波を複数のアンテナで同時に送受信する「MIMO（Multiple Input Multiple Output）」技術を採用。障害物に反射した電波も複数のアンテナで受信できるので、障害物が多い環境でも安定した通信が行える。簡単に無線LAN設定可能なWPSボタンや、IPv6を使用した各種サ−ビスが利用できるIPv6ブリッジ機能、ルータ/アクセスポイント機能の切り替えスイッチを装備。セキュリティ機能として、WEP（64/128ビット）、WPA/WPA2などをサポート。SSIDは最大4件まで設定可能で、SSIDごとにセキュリティ設定を行える。また、LANポートのリンク状態を自動判別し、未使用LANポートからの電気出力を制限する「GREEN ECO POWER」に対応。通常のルータと比べ最大約30％の大幅な省電力を実現したという。

　有線インターフェースは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×5ポート（WAN側×1/LAN側×4）。対応OSはWindows Vista/XP/2000/Me/98SE、MacOS X。本体サイズは幅34×高さ161×奥行き114mmで、重さは247g。

　そのほか、LANポート搭載のテレビやレコーダーなどのデジタル家電やゲーム機を5台まとめて高速IEEE802.11n Draft2.0規格で無線化する無線LANコンバータ「GW-EC300NAG5P」も11月下旬に発売。MZK-W300NAG同様に、11n ドラフト2.0と11a/b/gすべての規格に対応する。価格はオープンで、予想実売価格は14,800円。

《近藤》