auの秋冬モデルは映像の「究極美」と「ライフスタイル」
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
究極美の3モデルを紹介したのは、KDDI取締役執行役員常務コンシューマー事業統轄本部長の高橋誠氏。「映像にこだわった3機種で、本当に美しく表現ができる」とアピールする。「Woooケータイ W63H」、「EXILIMケータイ W63CA」、「AQUOSケータイ W64SH」の3モデルがそれだ。いずれも家電のブランド名を冠にしており、ハイスペックな携帯電話を求めるユーザに訴求する。
映像にこだわった点として採用したディスプレイがあげられる。Woooケータイ W63HとEXILIMケータイ W63CAには、世界で初めて3.1型ワイドVGA(800×480ピクセル)の有機ELディスプレイを、AQUOSケータイ W64SHには3.5型のフルワイドVGA(854×480ピクセル)のNewモバイルASV液晶をそれぞれ搭載している。
そのうちEXILIMケータイ W63CAは、810万画素のカメラを搭載し「今シーズンで一番高精細なカメラが実現できた」としている。AQUOSケータイは、すべてのキャリアを含めて初めてのフルスライド型のボディー。ディスプレイ面には「光 TOUCH CRUISER」を搭載し閉じたままでも操作ができる。このように、ハイスペックの3モデルだが厚さは抑えており、WoooケータイとEXILIMケータイは17.4mm、AQUOSケータイは16.5mmとなっている。
また、「音楽や映像を携帯するスタイルが当たり前になるというハードウェアを、この先もいろいろ発表していく。第3弾はもうじき出てくると思います。お楽しみにしてください」として、先日発表したSTBの「au BOX」、今回の携帯電話の新モデルに続く、3つ目のハードウェアを年内に発表するとした。
コンシューマ事業統括本部コンシューマ商品企画本部長の長島孝志氏は、ライフスタイルに重視した「W65T」「W65K」「W64S」「W62P」の4モデルのほか「re」の新色と新デザインを発表した。
W65Tは、au Smart Sportsのカロリーカウンターに対応したモーションセンサーを内蔵したモデル。W65Kは防水を施したワンセグケータイ。W64Sは国際ローミングサービス「グローバルパスポートGSM」に対応。W62Pは、左右非対称のコスメティックコンシャスなデザインを採用し女性にアピールしている。このようにライフスタイルに重視した4モデルは、ターゲットをはっきりと定めている。
reは5つの新色と、「IDEEケータイ」「FIFAワールドカップ公式ケータイ」「007ケータイ 慰めの報酬」「北斗の拳ケータイ」を発表した。
新しいサービスや拡充もいくつかある。
まず「もうすぐ50万人」と言うほど好調な「au Smart Sports」。今回は「つながる」と「体マネージャー」をコンセプトに機能の拡張を行う。つながる機能は、チームを組みその中でコミュニケーションが図れる機能。メンバーの成績、共通の目標設定、メッセージの交換が出来る。ブログパーツやガジェットによる記録の公開も可能だ。体マネージャーは、摂取カロリーと消費カロリーが管理できるサービス。食事を記録し接種カロリーを計算することで、Run&Walkのトレーニングが効果的に出来る。
EZアプリでは、Bluetoothを用いた対戦ゲームが出来るようになった。「モバイル・パワフルプロ野球VS! 公式ライセンス版2008」が対応タイトルとしてリリース。Bluetoothのペアリングは不要で、ニンテンドーDSやPSPのようにホスト側が対戦ルームを作り、ゲスト側がその対戦ルームを探すことで対戦が楽しめる。
「名前は決まっていないが」と前置きをして説明を始めたのが「『感性型』エージェントインターフェイス」だ。これは、携帯電話の待ち受けアプリとして動作するエージェント。エージェントがユーザに対して好きな食べ物やアーティストなどを質問。それに答えていくなどして、ユーザとエージェントがコミュニケーションを図り、好みの情報を提供するというサービスだ。配信される情報は、ユーザの好みに合わせたニュース、位置情報や季節、時間帯などの情報を用いた天気予報や路線情報などがある。対応機種はAQUOSケータイ W64SH、W65Tで、2009年1月からβサービスとして提供する。
また携帯電話を介してPCなどからインターネット接続を行う場合の料金が定額になる。これまでは、上限がない従量制だったが、EZwebとPCサイトビューアー、PCからの接続を行った場合、上限が月額13,650円。なお、対応端末はWoooケータイ W63H、EXILIMケータイ W63CA、AQUOSケータイ W64HSの3モデルとなっている。
《安達崇徳》
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