国際航業と大日本印刷、SaaS型GISサービスの販売を開始 | RBB TODAY

国際航業と大日本印刷、SaaS型GISサービスの販売を開始

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様々な条件で顧客情報をフィルタリングすることが可能
様々な条件で顧客情報をフィルタリングすることが可能 全 2 枚
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 国際航業と大日本印刷は14日、エリアマーケティング向け地理情報システム(GIS)サービス「Earth Finder SaaS (アースファインダーサース)」の販売を開始すると発表した。利用者が必要な機能のみをオンデマンドにネットワークなどを介して利用できるSaaS型のGISサービスセールスフォース・ドットコムのSalesforce CRM向けに提供を行う。 

 国際航業が提供している地図配信ASPサービス「NETMAP(ネットマップ)」および「Market Finder(マーケット ファインダー)」をベースに開発したもので、開示されたAPIを使って基幹システムから直接GISの機能を呼び出す。「1丁目1番地1号」と「1-1-1」、「霞ヶ関」と「霞が関」といった住所情報の表記のゆれを統一して名寄せを行う機能も提供する。地図上に取引先情報をポイント表示する機能や、地図上を1Km四方のメッシュ、また町や丁目などのエリアごとに顧客数や販売金額などを集計し、取引回数や取引金額に応じたグラフを作成するなどの機能などを揃えており、企業のニーズにあわせて機能をオンデマンドで選択することが可能だ。

 地図情報、統計情報、地域情報はすべて国際航業の専用サーバーで管理されメンテナンスされる。今後は、病院や学校などの業態別のポイントデータ、通行量データ、統計データ、航空写真等を順次追加する予定。 

 サービスの利用料金は50,000円〜/月(税別・20IDまでの場合)。大日本印刷は21年度までに3億円の売上げを見込んでいる。

《RBB TODAY》

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