アジレント、USB 3.0 SuperSpeedの包括的なテストソリューションを発表
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USB 3.0(SuperSpeed USB)は、既存のUSB 2.0の10倍のデータ伝送を実現しながら、電力効率を改善した規格。25Gbps(ギガビット/秒)を超える速度でデータ伝送を行うデータストレージ機器などで必要となる。カリフォルニア州サンノゼで開催された第1回USB 3.0開発者会議において、同社はUSB 3.0送受信機コンプライアンステスト・ソリューションの実演(デモ)を行っており。このソリューションは、11月14日にUSB-IFが発表したUSB 3.0仕様の最終版に準拠しているとのこと。
機器構成は、Infiniium DSO/DSA91304A 13 GHzオシロスコープ(送信機試験用)、Agilent USB 3.0送信機コンプライアンステスト・アプリケーション、Agilent USB 3.0 テスト治具、J-BERT N4903A(USB 3.0 SuperSpeedシリアルコミュニケーション・リンク特性評価用の高機能のジッタ耐力試験機能付き高性能シリアルBERT)、Agilent ADSシミュレーション・ソフトウェア(USB 3.0チャンネルの作成・解析用)、Agilent VNA/PNAネットワーク・アナライザ N5230C-245(USB 3.0チャンネル測定・解析用)となっている。Agilent USB 3.0送信機コンプライアンステスト・アプリケーションおよびUSB 3.0信号品質測定治具は、対応の半導体の提供が始まってからの提供となり、2009年2月ごろからの提供を見込んでいるとのこと。
《冨岡晶》
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