日本HP、デジタルメディアビジネス向け超大容量ストレージ「ExDS9100」を発売〜仮想化を利用したスケーラブルNAS | RBB TODAY

日本HP、デジタルメディアビジネス向け超大容量ストレージ「ExDS9100」を発売〜仮想化を利用したスケーラブルNAS

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日本HP HP StorageWorks 9100 Extreme Data Storage System
日本HP HP StorageWorks 9100 Extreme Data Storage System 全 3 枚
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 日本ヒューレット・パッカードは10日、SNSや動画・音楽などのリッチコンテンツ配信を行うサービスプロバイダなど、オンラインサービスおよびデジタルメディアビジネス企業向けに、超大容量ストレージ「HP StorageWorks 9100 Extreme Data Storage System」(ExDS9100」)を発売、出荷開始した。

 「ExDS9100」は、ブレードサーバ(HP BladeSystem c-Class c7000エンクロージャをベースにBL460cブレードサーバを最小で4台、最大で16台搭載可能)、ストレージ(最小構成246TB、最大構成820TB)、管理ソフトウェアで構成される。2008年5月9日に米国にて発表され、NASの特長である管理の容易さを持ちながら、数ペタバイトレベルまで拡張できる管理インターフェイスを備えた、業界初の超大容量ストレージシステムとなる。HP StorageWorks Enterprise File Service Clustered Gateway(EFS-CGW)で実績のあるクラスタファイルシステムのテクノロジを採用し、仮想化による容易な管理を実現した。日本HPは、この「スケーラブルNAS」のコンセプトをもとにした超大容量ストレージシステムの販売により、この新しいリッチコンテンツ向けのファイルサーバ市場におけるリーダーとしてマーケットを牽引していきたいとしている。

 2009年3月末までキャンペーン価格での提供で、税込51,628,500円となる。なお初期導入コストを軽減するために、2種類のファイナンシャルプログラムが用意されている。キャンペーン価格にサポート費を加えた総支払い金額(税抜55,492,200円)をゼロ金利にて3年間支払うリースプログラムとなる。

 ドワンゴ 開発計画運用部の佐藤哲也氏は「ドワンゴではニワンゴの提供する動画コミュニティサイト『ニコニコ動画』においてユーザから寄せられる大容量の動画コンテンツを配信するサービスを提供しており、『ExDS9100』と同じファイルサーバエンジンを採用したHP Clustered Gatewayシステムを活用、ユーザの期待に応えられる安定した運用を実現しています。弊社はすでに『ExDS9100』の評価検証を決定しており、ユーザへのさらなるサービス向上を目指します」とのコメントを寄せている。

《冨岡晶》

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