国内IPTVサービス市場、2012年に加入契約数313万・売上1,085億円〜IDC Japan予測
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2007年の国内IPTVサービス市場の市場規模は、加入契約数24万、売上高113億円であるため、契約数で13倍、売上で9.6倍規模に急成長すると見込まれたこととなる。従来のIPTVサービスは、通信事業者のトリプルプレイの一環として提供されてきたが、FTTH回線の普及などが伴わなかったこともあり、順調に成長してきたとはいえなかった。しかし、 2007年以降、通信事業者以外の事業者がオープンなインターネット上でIPTVサービスを開始するなど、市場の動きが活発化しており、今後は、通信事業者や量販店などがFTTH回線とIPTVサービスのセット販売の強化や、「NHKオンデマンド」の開始によるIPTVサービスの認知度向上、VOD視聴の普及などが見込まれることから、市場はじょじょに成長するとIDCでは予測したもの。
IDC Japan コミュニケーションズのシニアマーケットアナリスト 小野陽子氏は「IPTVサービス市場をさらに成長させるためには、IPTVサービス事業者は、IPならではのインタラクティブ性を生かした新しいサービスの展開、ユーザビリティの向上、ユーザのサポート体制の強化に取り組む必要がある」とのコメントを寄せている。今回の発表はIDCが発行したレポート「国内IPTVサービス市場 2007年の分析と2008年〜2012年の予測」(J8230105)にその詳細が報告されているとのこと。このレポートでは、国内IPTVサービス市場の市場規模の実績と予測を提供するとともに、主要IPTVサービスおよび提供事業者、IPTVサービスを取り巻く事業環境などについて解説されている。
《冨岡晶》
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