AMD、超薄型ノートPC向けのプラットフォーム「Yukon」を正式発表 | RBB TODAY

AMD、超薄型ノートPC向けのプラットフォーム「Yukon」を正式発表

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 米AMDは現地時間6日、これまで「Yukon」のコードネームで呼ばれていた、超薄型ノートPC向けAMDプラットフォームの提供を開始した。

 このプラットフォームは、同社新製品「AMD Athlon Neoプロセッサ」と「ATI Radeon X1250統合グラフィックス」を採用し、超薄型ノートPCにおいても、スムーズな1080p HD再生が可能だという。さらにオプションで搭載が可能な「ATI Mobility Radeon HD 3410グラフィックス」を利用すれば、リアルな3DゲームをノートPCで楽しむこともできるとのこと。

 製品としてはヒューレット・パッカードのエンターテインメント・ノートブックPC「HP Pavilion dv2」が初めて採用。厚さ約2.5cm未満、重さ約1.8kg未満のサイズで、12.1インチのBrightView LEDディスプレイやフルサイズキーボードの他、オプションでBlu-ray対応の外付け光ディスクドライブが搭載された機種となっている。

 AMDのクリス・クローラン上席副社長は「今日までは、ユーザーがポータブル・ノートPCを選択する際、少なからず妥協を伴っていました。高額なウルトラ・ポータブルPCで完全なPCエクスペリエンスを手に入れるか、低価格なミニノートブックで PCエクスペリエンスはある程度制限されてしまうかの二者択一を余儀なくされてきました。今回のAMDの超薄型ノートPCプラットフォームの登場により、よりリーズナブルな超薄型ノートPCでありながら、先進のグラフィックスとビデオ性能による真のHDエンターテインメントに対応した、バランスの良いPC性能が実現し、ユーザーに対して妥協のないモビリティを提供できることになりました」とのコメントを寄せている。

《冨岡晶》

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