Winny・LimeWire/Cabosが微減するも、Shareが拡大〜ネットエージェント調べ
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まずWinnyについては、平均して約24万のノード数が観測された。これは昨年の同時期と比較して、およそ80%程度の数値とのことで、2007年度中盤以降、緩やかながらも利用者の減少傾向が続いているという。一方でShareについては、平均約17万のノード数が観測された。これは昨年の同時期と比較して、およそ一割増し、110%程度の数値となっている。また、昨年のゴールデンウィーク期間中の数値と比較しても微増という結果が出ている。LimeWire/Cabosについては、平均して約260万のノード数が観測された。これはWinny・Shareのノード数を合計した約41万と比較して、およそ6倍以上の非常に高い数値となっているが、Gnutella(グヌーテラ)ネットワークで接続されているため、互換サーバント全体でのノード数を用いてカウントしているため。昨年度の同時期との比較としては約8割のノード数となるとのこと。
ちなみにほぼ1年ほど前となるが、2008年1月13日の時点におけるWinny、Share、LimeWire/Cabosを含むGnutella互換サーバントの世界各国の利用状況(ノード数)分布についての調査では、やはりその大部分が日本(Winny:約96%、Share:約95%)を含む東アジアにおけるものだった(Winny:約97%、Share:約99%)。また日本以外の東アジアでは、WinnyよりもShareの人気が高く、より多く利用されている事が判明したとのこと。LimeWire/Cabosを含むGnutellaネットワークについては、まさに世界的な利用状況が確認され、中でもアメリカ(約49%)やヨーロッパ各国(約23%)で非常に多く利用されている。
《冨岡晶》
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