意外におもしろい! 「“つ”抜きことばであそぼう」キャンペーン
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書籍「小さい“つ”が消えた日」は、日本語が堪能なドイツ人作家ステファノ・ファン・ローの著書。ドイツから届いた、大人も子どもも楽しめる、日本語の五十音をめぐるファンタジー作品だ。舞台はいろいろな“文字”が住む五十音村。そんな五十音村の住人たちが楽しみにしているのは、夜のおしゃべり。だが、音がない小さい“つ”は、「音がないなんて、文字じゃない」とからかわれてしまう。そして、次の日の朝、小さい“つ”は姿を消してしまった。すると、「うったえますよ」が「うたえますよ」になってしまうなど、日本語は大混乱に陥ってしまうのだった……。
キャンペーンでは、「訴えますか(うったえますか)」から「歌えますか(うたえますか)」、「根っこを食べる(ねっこをたべる)」から「猫を食べる(ねこをたべる)」などのように、小さい“つ”がなくなると意味が変わり、困ってしまう言葉を募集中だ。優秀作品は三修社ホームページで発表される。さらに応募作品のなかから、抽選で10名に図書カード2,000円ぶんが贈られる。言葉遊びに自信がある人は応募してみては?
《織本幸介》
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