【米アカデミー賞】おめでとう! 「おくりびと」が最優秀外国語映画賞
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「おくりびと」は、ひょんなことから遺体を棺に納める“納棺師”となった男が、仕事を通して触れた人間模様や上司の影響を受けながら成長していく姿を描いた感動作。一見近寄りがたい職業、納棺師に焦点を当て、重くなりがちなテーマを軽快なタッチでつづる。
米ロサンゼルスの授賞式会場では、滝田洋二郎監督をはじめ本木雅弘、広末涼子ら出演者がレッドカーペットで正装姿を披露。「Departures」(「おくりびと」の英題)で日本映画の素晴しさを伝えたいとの抱負を語っていた。
今回の外国語映画部門でオスカー獲得は、日本人監督作品としては黒澤明監督「デルス・ウザーラ」(第48回・ソ連映画)以来、日本映画としては初の快挙となる。
《関口賢》
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