ノベル、「SUSE Linux Enterprise 11」を提供開始 〜 物理・仮想マシン、クラウドの展開を支援
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ノベルは27日、「SUSE Linux Enterprise 11」の提供を開始した。
SUSE Linux Enterpriseは、データセンターからデスクトップまで、ミッションクリティカルなビジネス環境に対応するエンタープライズLinux製品。最新版のSUSE Linux Enterprise 11は、次世代データセンターに向け機能強化を図り、マイクロソフトとの相互運用性を拡大したほか、高可用性クラスタリング、リアルタイム・コンピューティング、仮想化などさまざまな先進技術・機能をサポートした。
SUSE Linux Enterpriseはサーバ、デスクトップ、仮想化、アプライアンスの4つの製品ラインに含まれる複数の製品で構成されているが、最新版では、サーバ製品として業界で初めて、Linux上でMicrosoft.NETベースのアプリケーションを動作させられる「SUSE Linux Enterprise Mono Extension」と、ミッションクリティカルなアプリケーションのアップタイム(起動時間)を確保しながら高可用性システムにおける運用コストを削減できるクラスタリング製品の「SUSE Linux High Availability Extension」が加わった。
SUSE Linux Enterprise 11は、x86-32、x86-64、Itanium*、IBM POWER、IBM System zの主要ハードウェア・プラットフォーム上で動作し、VMware ESX、Microsoft Hyper-V、Xenの主要3ハイパーバイザ上で動作すべく最適化されている。またLinuxをクラウドで稼働させるべく、Amazon Elastic Cloud(EC2)上で認定・サポートされる予定となっている。ノベルは現在IBMと協力して、クラウド環境に向け、IBM DB2、Infomix Dynamic Server、WebSphere sMash、IBM Lotus Web Content Management、ならびにIBM WebSphere PortalインスタンスにおけるSUSE Linux Enterprise 11ベースの仮想アプライアンスを提供できるよう進めているという。
SUSELinux Enterprise JeOS(Just enough Operating System:必要最低限のOS)と、ISV(独立系ソフトウェア・ベンダ)が自社の特定アプリケーションを支えるのに必要なSUSE Linux Enterpriseのコンポーネントのみを使って仮想アプライアンスを構築できるツール群も提供される。そのほかSUSE Linux Enterprise Desktop 11によるSilverlight新規サポート、OpenOffice.org Novell Editionの最新版、最新のXen 3.3ハイパーバイザも搭載する。
SUSE Linux Enterprise Server 11、SUSE Linux Enterprise Desktop 11、SUSE Linux Enterprise Mono Extensionは27日より提供開始され、SUSE Linux Enterprise JeOSは4月に提供開始の予定。SUSE Linux High Availability Extensionは2009年の第2四半期(4〜6月)に提供開始される予定。また、2009年後期に、SUSE Linux Enterprise Point of Service、SUSE Linux Enterprise Real Time Extension、SUSE Linux Enterprise Thin Clientの最新バージョンがリリースされる予定だ。
価格(いずれも市場推定価格、税別)はSUSE Linux Enterprise Server(x86/AMD64/Intel64対応、最大32CPUソケット)1年間サブスクリプション:41,880円、SUSE Linux Enterprise Desktop 1年間サブスクリプション:6,000円、SUSE Linux Enterprise Mono Extension(x86/AMD64/Intel EM64T対応、最大32CPUソケット)1年間サブスクリプション:24,000円、SUSE Linux Enterprise High Availability Extension(x86/AMD64/Intel64対応、サーバ単位最大32CPUソケット)1年間サブスクリプション:83,880円。
SUSE Linux Enterpriseは、データセンターからデスクトップまで、ミッションクリティカルなビジネス環境に対応するエンタープライズLinux製品。最新版のSUSE Linux Enterprise 11は、次世代データセンターに向け機能強化を図り、マイクロソフトとの相互運用性を拡大したほか、高可用性クラスタリング、リアルタイム・コンピューティング、仮想化などさまざまな先進技術・機能をサポートした。
SUSE Linux Enterpriseはサーバ、デスクトップ、仮想化、アプライアンスの4つの製品ラインに含まれる複数の製品で構成されているが、最新版では、サーバ製品として業界で初めて、Linux上でMicrosoft.NETベースのアプリケーションを動作させられる「SUSE Linux Enterprise Mono Extension」と、ミッションクリティカルなアプリケーションのアップタイム(起動時間)を確保しながら高可用性システムにおける運用コストを削減できるクラスタリング製品の「SUSE Linux High Availability Extension」が加わった。
SUSE Linux Enterprise 11は、x86-32、x86-64、Itanium*、IBM POWER、IBM System zの主要ハードウェア・プラットフォーム上で動作し、VMware ESX、Microsoft Hyper-V、Xenの主要3ハイパーバイザ上で動作すべく最適化されている。またLinuxをクラウドで稼働させるべく、Amazon Elastic Cloud(EC2)上で認定・サポートされる予定となっている。ノベルは現在IBMと協力して、クラウド環境に向け、IBM DB2、Infomix Dynamic Server、WebSphere sMash、IBM Lotus Web Content Management、ならびにIBM WebSphere PortalインスタンスにおけるSUSE Linux Enterprise 11ベースの仮想アプライアンスを提供できるよう進めているという。
SUSELinux Enterprise JeOS(Just enough Operating System:必要最低限のOS)と、ISV(独立系ソフトウェア・ベンダ)が自社の特定アプリケーションを支えるのに必要なSUSE Linux Enterpriseのコンポーネントのみを使って仮想アプライアンスを構築できるツール群も提供される。そのほかSUSE Linux Enterprise Desktop 11によるSilverlight新規サポート、OpenOffice.org Novell Editionの最新版、最新のXen 3.3ハイパーバイザも搭載する。
SUSE Linux Enterprise Server 11、SUSE Linux Enterprise Desktop 11、SUSE Linux Enterprise Mono Extensionは27日より提供開始され、SUSE Linux Enterprise JeOSは4月に提供開始の予定。SUSE Linux High Availability Extensionは2009年の第2四半期(4〜6月)に提供開始される予定。また、2009年後期に、SUSE Linux Enterprise Point of Service、SUSE Linux Enterprise Real Time Extension、SUSE Linux Enterprise Thin Clientの最新バージョンがリリースされる予定だ。
価格(いずれも市場推定価格、税別)はSUSE Linux Enterprise Server(x86/AMD64/Intel64対応、最大32CPUソケット)1年間サブスクリプション:41,880円、SUSE Linux Enterprise Desktop 1年間サブスクリプション:6,000円、SUSE Linux Enterprise Mono Extension(x86/AMD64/Intel EM64T対応、最大32CPUソケット)1年間サブスクリプション:24,000円、SUSE Linux Enterprise High Availability Extension(x86/AMD64/Intel64対応、サーバ単位最大32CPUソケット)1年間サブスクリプション:83,880円。
《冨岡晶》
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