NEC、「Express5800/スケーラブルHAサーバ」がトランザクション処理で世界最高性能を達成 | RBB TODAY

NEC、「Express5800/スケーラブルHAサーバ」がトランザクション処理で世界最高性能を達成

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 NECは2日、「NEC Express5800/スケーラブルHAサーバ」において、証券会社の取引業務をモデルとしたトランザクション性能を測定する業界標準ベンチマークテスト「TPC-Eベンチマーク」を実施し、世界最高記録となる1秒あたり1,568.22トランザクション(tpsE)を達成したことを発表した。米国時間3月18日現在、www.tpc.orgに登録された結果に基づくもの。

 このベンチマークは、大規模基幹業務向けサーバ「NEC Express5800/A1160」に加え、SAN対応ディスクアレイ装置「NEC Storage D3-10」、マイクロソフト社の「Microsoft Windows Server 2008」と「Microsoft SQL Server 2008」との組み合わせで実現した。「NEC Express5800/A1160」はインテル社の「インテルXeonプロセッサ7400番台」 を搭載し、ボックス間高速インターコネクト「HSI(High SpeedInterconnect)」を備えた高性能サーバハードウェア技術により、最大4ボックス/16プロセッサまでシームレスに拡張可能な、高信頼性、高可用性を実現している。テストルールの関係でこれらの製品はいずれも北米市場向けモデルだが、日本市場における対応装置も、すでに顧客への出荷を行っているとのこと。

 「TPC-Eベンチマーク」はTransaction Processing Performance Councilによるコンピュータシステムのトランザクション処理を測定するベンチマーク規格。企業内のトランザクション処理システムをモデルとし性能を評価する。証券会社の株取引を模した処理内容で結果は1秒に処理できるトランザクション数tpsEで表す。

《冨岡晶》

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