富士通とウィルコム、電源オフでも遠隔操作できるノートPCの紛失・盗難対策ソリューションを開発
エンタープライズ
その他
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
NTTぷらら、「BUSINESSぷらら」のメールセキュリティサービスを強化
-
平均損害額は約5万ドル! 米インテル、ノートPC損失などの被害額調査を発表

暗号化機能付きHDDと3社で共同開発した専用の通信モジュールをノートPCに内蔵する。さらに情報漏えいを防止するため、HDD内のデータを解析・復元不可能状態にする「データ消去機能」と、PCを起動させない「PCロック機能」を搭載する。「データ消去機能」は、保存されたHDDデータの暗号解読に必要となる暗号鍵を瞬時に消去することにより、HDD内のデータを解析・復元不可能な状態にする。「PCロック機能」は、PCの動作そのものを抑止するため、第3者がPCを操作することを防ぐ。
またPCの電源オンオフに関わらず常時待ち受け状態を維持する専用の通信モジュールを搭載することにより、世界で初めてPCが電源オフの状態でもHDD内のデータ消去を可能とした。この通信モジュールは低消費電力のPHSのため、バッテリーの消費を抑え、長時間の常時待ち受け状態を実現した。また、消去・ロックの実施結果については、管理サーバにアクセスすることで詳細な実行結果を確認できる。
富士通は同ソリューションならびに専用の通信モジュールを内蔵したノートPCを2009年度第3四半期より提供開始する。あわせて、富士通グループ社員の業務用ノートPCとして順次導入する予定だ。なお、このソリューションは、5月14日〜15日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催される「富士通フォーラム2009」に参考出展される予定。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/
関連リンク
関連ニュース
-
NTTぷらら、「BUSINESSぷらら」のメールセキュリティサービスを強化
エンタープライズ -
平均損害額は約5万ドル! 米インテル、ノートPC損失などの被害額調査を発表
IT・デジタル -
AMDの最新CPU「Athlon Neo」搭載モバイルノートも——日本HP、個人向けノートPCの夏モデル
IT・デジタル -
SBテレコム、iPhone 3Gにも対応した新サービス「セキュアリモートゲートウェイ」提供開始
エンタープライズ -
BBSec、企業向け「脆弱性診断保守サービス」を開始
エンタープライズ -
サイバートラスト、ジュニパーネットワークス、アルバネットワークスの3社、NAC分野で協業
エンタープライズ -
シマンテック、スパム接続を遮断する「Symantec Brightmail Gateway 8.0」発表
エンタープライズ -
ワイヤ・アンド・ワイヤレス、802.11nによる300Mbps無線LANサービス「Wi2 300」開始
エンタープライズ -
日立、官公庁・自治体向けに「統合認証基盤・電子決裁基盤」を提供開始
エンタープライズ -
工学院大学、IBMのクラウド・サービスでシステムを刷新
エンタープライズ -
BIGLOBE、中小企業向けセキュリティサービスにおいてバリオセキュアと協業
エンタープライズ -
NTT-ME、NGNを活用した診療所向け電子カルテサービス「Future Clinic 21ワープ」提供開始
エンタープライズ -
Windows XP、メインストリームサポートがついに終了
エンタープライズ -
BBSec、セキュリティオペレーションセンター「G-SOC(ジーソック)」サービス開始
エンタープライズ -
富士通、48ポート高機能・省電力スイッチ「SR-S348TC1」を販売開始
エンタープライズ