NTT-AT、NGN機器・サービス開発用の通信ミドルウェア「SIPツールキット バージョン5.5」をリリース | RBB TODAY

NTT-AT、NGN機器・サービス開発用の通信ミドルウェア「SIPツールキット バージョン5.5」をリリース

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 NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は22日、IP通信の国際規格RFC3261(SIP)に対応し、NGN対応機器・サービスの開発が可能な通信ミドルウェア「SIPツールキット」の最新バージョン5.5をリリースした。

 Unified Visual Communicationの製品・技術メーカーであるイスラエルRADVISIONが開発し、日本国内ではNTT-ATが代理店となり提供する。「SIPツールキット」はIETF SIP(RFC3261)に加えて、IMS/MMD/OMAのSIPにも対応。国内外メーカーで広く評価された高い相互接続性と拡張性と柔軟性を備えた製品となっている。また3GPP/3GPP2/TISPAN/ITU/IETF/PacketCableなど標準化団体へ仕様提案活動を行い、ドラフト・標準になる可能性の高い仕様をSIPツールキットのアーキテクチャに採用している。RADVISIONは、R&Dリソースを標準化提案活動・相互接続確認活動に積極的に投資し、常にSIPツールキットをブラッシュアップ。さらにSIPit/SIMPLEt/IMTC/GCF/IMS Forumなど相互接続イベントに積極的に参加するとともに、メジャーなキャリアならびに主要な機器メーカーと個別に接続テストを実施し、相互接続に必要な柔軟性を随時SIPツールキットに実装しているという。

 最新版「SIPツールキット バージョン5.5」では、最新3GPP IMS Release 8、TISPAN、Packet Cable 2.0に対応、対応可能Pヘッダ、Pヘッダパラメータを追加したほか、マルチコアプロセッサをサポート、マルチキャストをサポートとなっている。対応OSにがWind River Linux、ITRON、Android、Windows 2008 Serverが追加された。価格はプロジェクト内容・規模に応じて個別見積。

《冨岡晶》

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