日本ユニシス、事業者向けに「SaaSプラットフォーム・サービス」を提供開始 | RBB TODAY

日本ユニシス、事業者向けに「SaaSプラットフォーム・サービス」を提供開始

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 日本ユニシスは27日、SaaS型ビジネスへの展開を図る事業者向けに、iDC基盤上で各種アプリケーションの実行環境やシステム連携機能などを利用できる「SaaSプラットフォーム・サービス」を発表した。

 第一弾として、「SaaSプラットフォーム・サービス(ライトパック)」および「初期設定サービス」「課金・決済サービス」を同日から提供開始。「SaaSプラットフォーム・サービス(ベーシックパック)」を2009年秋に、「連携機能」「開発・評価環境」を2010年1月以降に提供する予定だ。「SaaSプラットフォーム・サービス(ライトパック)」の料金体系は「CPUライセンス」のみの適用となり、基本月額料金16万円(税別)〜。

 「SaaSプラットフォーム・サービス」は、同社のマーケットプレイスである「ビジネスパーク」を支援するとともに、既存アプリケーション資産を活用した形でのSaaS事業参入に必要な環境(SaaSアプリケーション実行環境、システム連携機能など)を提供するものとなる。サービスメニューとしてサービスインフラのみを提供する「ライトパック」、サービスインフラと基本機能を提供する「ベーシックパック」が用意される。サービスインフラとしては、セキュリティサービス(ネットワークセキュリティ/ウイルス対策)、ドメインネームサービス、SSLサーバ証明書、NTPサーバ、メールサービスなど、インターネットを介してアプリケーション機能を提供する際に最低限必要な機能を提供する。基本機能としては、簡易ポータル、認証およびユーザー管理、サービス管理、稼働状況管理アプリケーションをSaaS型で提供する際に必要となる機能を提供する。

 その上で「連携機能」「開発・評価環境」「課金・決済サービス」など他のサービスを個別に選択可能。また料金体系として利用客数に基づく「ユーザーライセンス」と、アプリケーション稼働環境のCPU数に基づく「CPUライセンス」の2種類を用意。アプリケーションの特性やビジネス状況に応じて最適な料金体系を選択可能となっている。事業化支援、技術支援などの人的サービスおよび販売促進に関しては同社ビジネスパークにてサービスを提供する。。またアプリケーションの実行環境はSaaSプラットフォーム・サービスによって、アプリケーションで必要とするリソースは同社ICTホスティングサービスによって提供される。

《冨岡晶》

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