【COMPUTEX TAIPEI 2009(Vol.4)】WiMAX関連ブースをチェック!通信デモやWiMAX搭載車など
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第3四半期に新竹でサービスを開始予定としている全球一動社のブースでは地元テレビのニュースやマスコットなどでアピール。コンパニオン自らセグウェイに乗ってビラを配っていた。
インテルのブースでは昨年同様、WiMAX/WiFi Link 5350/5150を搭載したPCの展示と通信のデモを行っていた。
なかでも注目を集めていたのが、AtomベースでGPSナビゲーションを搭載したYuKyung Technologies社のMID「S5」。WEBカメラを接続した同機器をコンパニオンが持ち歩き、ブースのモニタに映し出すデモが実施されていた。ちなみにマシンでテストしたダウン速度はおよそ5Mbpsとのことだった。
富士通ではスタッフが「おそらく世界で最小」という、USBドングルを展示。ベースバンドLSI「MB86K22」、RF LSI「MB86K52」、電源LSI「MB39C316」から構成される第2世代のチップセットを採用している。「7月1日から高雄市でサービスがはじまり、南地域では第2四半期にはサービスがはじまる。この製品は前世代の製品よりも省電力化されている」とスタッフは話す。
台湾は国の事業としてWiMAXの普及に力を入れており、非政府組織であるInstitute for Information Industry(III)がM-TAIWANプロジェクトを推進している(http://www.rbbtoday.com/news/20080615/51977.html)。会場にはM-TAIWANブースが用意され、Trendgo researchが「Lifelab WEB3.0行動市調車」を展示していた。WiMAX通信機能を搭載した車で、主に市場調査やマーケティングへの活用を考慮したもの。たとえば、会場ではコカコーラ社が台湾に投入しようとしている「Schweppes」の2種類の味を来場者にアンケート。車の中で簡単な質問に答えると、リアルタイムに集計結果が反映されていた。スタッフによると台湾のタバコ会社が使用した実績があるとのこと。
《小板謙次》
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