RSAセキュリティ、統合ログ管理プラットフォーム「RSA enVision」を機能強化
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「RSA enVision 4.0」は、機密情報や知的財産情報などの重要な情報資産に対するセキュリティ脅威を抑制する総合ログ管理プラットフォーム。兆候の見逃しや初動の遅れによる被害拡大を抑制し、セキュリティ・オペレーションに関わるITコスト削減に貢献する。
最新版では、サーバやアプリケーション、情報機器などへのモニタリング環境がさらに強化され、重要度の高いインシデントをリアルタイムに検出できる。具体的には複数の情報ソースの自動的な突合せや相関分析、フィルタ、監視リストなど多様な手法により、発生している多数のイベントから重要度(影響度)の高いインシデントをリアルタイムに洗い出し可能となった。「SANS Top-20 2007 Security Risks(インターネットにおける脆弱性TOP20)」を反映した相関ルールや、外部のIT資産管理システムなどと連携したIT資産の把握で重要度の判断精度を高めた。
またRSA enVision 4.0のインシデントの管理ワークフローを使い、インシデント発生通知、インシデント対応の自動的な優先度付け、情報の分析、フォレンジック、侵入発生時からの追跡、対応完了までを一連のプロセスとして管理可能。インシデントの処理プロセスが効率化でき、人に依存しないシームレスな運用で管理負荷を軽減できるほか、セキュリティ侵害の状況を視覚的に表示する「ダッシュボード」機能が向上した。
RSA enVisionは、スタンドアロン環境向けのESシリーズと、複数拠点環境に対応したハイエンドモデルのLSシリーズが選択可能。価格はES-560(500 EPS、100デバイス対応、300GB内蔵)で680万円〜など。有効な保守契約を有するユーザーは、無料で4.0にバージョンアップ可能。
《冨岡晶》
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