実売29,000円前後など——ティアック、KOSS（コス）社製の耳かけ型/カナル型/オーバーヘッド型のイヤホン7モデル

　ティアックは、耳かけ型/カナル型/オーバーヘッド型それぞれのイヤホン7モデルを発表。6月26日より順次発売する。価格はオープン。

　今回発売されるのは、米KOSS（コス）社製のイヤホン。耳かけ型が1モデル、カナル型が4モデル、オーバーヘッド型が2モデルとなる。

　「KDE/250」は耳かけ型。低域用の20mmドライバー/中高域用の13mmドライバーを90度に配置したデュアルエレメント方式を採用。クリアな中高域と迫力のある低域をダイナミックに再生可能だという。遮音性も高く、屋内外など場所を問わずに楽しむことができる。ダイヤルによる高さ調節機能も備える。大/小2種類のイヤークリップ、ソフトケースが付属。予想実売価格は29,000円前後。

　「CC_01」/ 「KDX300 GOLD」/「KDX200 SILVER」/「KDX100 CHROME」はカナル型。CC_01は、ハウジング後方にあるカスタムフィットダイヤルを回すことで、イヤークッションが広がる仕組み。これにより、耳への密着度を高めて自然な装着感を調節可能にした。黒と赤の繊維を編みこんだ断線しにくいコードを採用。大/小2種類のイヤークッション、ソフトケース、トラベル用ハードケースが付属。予想実売価格は17,000円前後。

　KDX300 GOLD/KDX200 SILVER/KDX100 CHROMEは、それぞれ上位、中位、下位モデルの分類。KDX300 GOLDは黒と金色の繊維を編み込んだ、よじれや断線に強いコードを採用。遮音性を高め、力強い重低音が特長だという。予想実売価格は12,000円前後。KDX200 SILVERはアルミボディを採用したスタイリッシュなデザイン。コードには黒とシルバーの繊維を編みこんだ。予想実売価格は10,000円前後。KDX100 CHROMEは、2段形状のイヤークッションを採用。これにより高い密閉性を実現し、携帯オーディオプレイヤーとの親和性を高めたという。予想実売価格は8,000円前後。全モデルに大/小2種類のイヤークッション、ポーチが付属。

　「KTX Pro1」/「KTX8」はオーバーヘッド型。KTX Pro1はチタンダイヤフラムを採用。これにより、幅広くシャープなサウンドに対応するという。ヘアバンドの調整機能により、装着感を調節可能。コード中部にはボリュームコントローラーが付いている。付属品は6.3mm標準変換アダプタ。予想実売価格は2,700円前後。KTX8は、ヘッドバンドを折りたたんでコンパクトに持ち運びが可能。コード中部にはボリュームコントローラーが付く。予想実売価格は2,000円前後。

　おもな仕様は以下のとおり。

●KDE/250
・周波数特性：40〜20,000 Hz
・インピーダンス：16Ω
・感度：95dB SPL
・重さ：34g
・ケーブル長：U字型1.2m
・音声入力： 3.5ミリステレオミニ

●CC_01
・周波数特性：10〜20,000 Hz
・インピーダンス：16Ω
・感度：108dB SPL
・重さ：16g
・ケーブル長：U字型1.2m
・音声入力： 3.5ミリステレオミニ

●KDX300 GOLD
・周波数特性：10〜20,000 Hz
・インピーダンス：16Ω
・感度：102dB SPL/1mW
・重さ：10g
・ケーブル長：U字型1.2m
・音声入力： 3.5ミリステレオミニ

●KDX200 SILVER
・周波数特性：15〜20,000 Hz
・インピーダンス：16Ω
・感度：100dB SPL/1mW
・重さ：14g
・ケーブル長：U字型1.2m
・音声入力： 3.5ミリステレオミニ

●KDX100 CHROME
・周波数特性：10〜20,000 Hz
・インピーダンス：16Ω
・感度：112dB SPL/1mW
・重さ：12g
・ケーブル長：U字型1.2m
・音声入力： 3.5ミリステレオミニ

●KTX Pro1
・周波数特性：15〜25,000 Hz
・インピーダンス：60Ω
・感度：103dB SPL/1mW
・重さ：82g
・ケーブル長：U字型1.2m
・音声入力： 3.5ミリステレオミニ

●KTX8
・周波数特性：40〜20,000 Hz
・インピーダンス：32Ω
・感度：95dB SPL/1mW
・重さ：68g
・ケーブル長：U字型1.2m
・音声入力： 3.5ミリステレオミニ