日立、ディスクアレイサブシステムのボリューム容量仮想化機能を強化
エンタープライズ
その他
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
日本HP、次世代iDCを具現化する統合インフラ「HP BladeSystem Matrix」を発表
-
富士通、「ETERNUS」のグローバル展開を本格化 〜 名称統一、全世界発売など

仮想化によりディスクアレイの容量使用効率を最大化できるボリューム容量仮想化機能「Hitachi Dynamic Provisioning」において、ディスクアレイの容量を追加した場合に、稼働中の業務アプリケーションデータの再配置を自動的に実現するといった機能を追加し、6月19日から全世界で販売を開始する。
今回の強化により、ディスクアレイの容量を段階的に追加する場合に、実記憶領域全体でデータ配置を均一化できるため、サーバなどからの一部のハードディスクドライブへのデータアクセスの偏りを防ぐことにつながる見込み。これにより、安定した性能を確保することができるとのこと。さらに、既存の業務アプリケーションデータを削除した際に、サーバ側の設定変更やシステムを停止することなく、その割り当てられている領域を解放できるほか、データ容量が必要な別業務への再活用を行う場合にも、データの再配置を自動的にできるようになる。これにより、業務ごとのシステム環境の変化に合わせデータを削除する場合に、サーバ側の設定変更やシステム停止が不要となる。
日立は、2009年後半を目処に、スプリンクラーの誤作動などの外的障害要因をUSP VやUSP VMが受けた場合にも業務を止めずに、システムの継続稼働を支援するディスクアレイコントローラのクラスタリング機能「Hitachi High Availability Manager」をUSP V、ならびにUSP VM向けに提供する計画だ。Hitachi Dynamic Provisioning「ボリューム容量仮想化機能」の価格は税込220万5,000円〜。なお7月22日〜23日に東京国際フォーラムで開催される「日立uVALUEコンベンション2009」において、日立はUSP VやUSP VMを出展し、ボリューム容量仮想化機能「Hitachi Dynamic Provisioning」を紹介する予定とのこと。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/
関連リンク
関連ニュース
-
日本HP、次世代iDCを具現化する統合インフラ「HP BladeSystem Matrix」を発表
エンタープライズ -
富士通、「ETERNUS」のグローバル展開を本格化 〜 名称統一、全世界発売など
エンタープライズ -
日立、ストリーミング専用ストレージ向け新技術を開発 〜 HD映像を1,200本分同時に配信
エンタープライズ -
日立、スーパーテクニカルサーバ「SR16000」が九州大学スパコンとして稼働開始
エンタープライズ -
【富士通フォーラム(Vol.20)】投資コストと消費電力を削減する最適ストレージとは——有川保仁氏
エンタープライズ -
富士通、エントリー向けSAN対応ディスクアレイ「ETERNUS DX60/DX80」を新発売
エンタープライズ -
日本HP、新世代RAIDを搭載した「EVA」新製品による仮想化ソリューション提供開始
エンタープライズ -
NEC、「Express5800/スケーラブルHAサーバ」がトランザクション処理で世界最高性能を達成
エンタープライズ -
日立、ディスクアレイ「AMS2000シリーズ」がSPC Benchmark-1で世界最高値を樹立
エンタープライズ -
富士通、名古屋大学の新スーパーコンピュータシステムを受注 〜 3システムの合計で60TFLOPSを実現
エンタープライズ -
日立、ディスクアレイサブシステム「USP V」「USP VM」にSSDとデータの暗号化機能を追加
エンタープライズ -
HP、低コストで導入可能な中小規模システム向けデータ保護ソリューション3製品
エンタープライズ -
日立、システムの構築事例を分析し必要な機能に絞ったBladeSymphony用ストレージ
エンタープライズ -
日立、ミッドレンジディスクアレイ最上位モデル「AMS2500」を全世界で販売開始
エンタープライズ -
日本HP、「HP ProLiant」サーバなど価格改定を実施
エンタープライズ