日立、WiMAX通信網を活用した「日立MVNO事業支援サービス」を提供開始
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具体的には、MVNOが短期間でビジネス立上げが可能な「MVNEプラットフォーム利用サービス」およびコンタクトセンターの構築から運用までをサポートする「コンタクトセンターサービス」を、14日より提供する。価格はいずれも個別見積。MVNE(Mobile Virtual Network Enabler)はMVNOの事業を支援する事業者のことで、本サービスでは、日立がMVNEにあたる。
「MVNEプラットフォーム利用サービス」は、回線登録、開通、通信利用データの集計、精算データの提供などを行う「コネクティブサービス」と、加入契約者情報の管理、販売代理店管理、料金計算、物流管理他の情報提供などを行う「ビジネスサポートサービス」から構成される。これらのサービスは、MVNOの業態に合わせ、利用範囲を選択可能。MVNEプラットフォームの開発には、高速・高信頼リアルタイムメッセージ処理基盤「Kabira」を採用。ビジネスプロセス、サービスコンポーネントをフローの形で可視化した開発を行うことができるという。また、ユーザーのニーズに合わせてシステムの提供形態を、日立のデータセンターを活用して提供する「データセンター型」と、ユーザーの設備としてシステムを構築する「インテグレーション型」の2つのタイプから選択できる。
「コンタクトセンターサービス」は、通信事業者として必要なフロント業務をMVNOに代わって行うサービス。通信事業におけるコンタクトセンターサービスでの日立の実績をもとに、MVNOの業態に合わせ、迅速なコンタクトセンター立上げを行う。
《冨岡晶》
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