日本IBMとレッドハット、SolarisからLinux環境へのサーバ移行支援プログラムを提供開始
エンタープライズ
その他
注目記事
拡大写真
日本IBMとレッドハットは15日、サーバOSに「Solaris」を利用している企業を対象に、「Red Hat Enterprise Linux」OSを搭載したIBMサーバへの移行を支援するプログラム「Red Hat Advanced Migration Program powered by IBM(RAMP-I)」の提供を開始した。
「RAMP-I」は、移行効果の無償アセスメントから、システム構築のためのコンサルティングや移行・検証・構築サービス、支払いに関する金融サービスや移行後のシステム管理者育成まで、包括的に支援するもの。移行・構築するRed Hat Enterprise Linux搭載のサーバとして、x86サーバ「IBM System x」やブレード・サーバ「IBM BladeCenter」から、メインフレーム「IBM System z」やUNIX機「IBM Power Systems」まで、システム要件に応じて選択できる。また、仮想化によるサーバ統合により、移行後のシステムは運用・管理が簡単になり、ITコストの削減が可能となるという。たとえば、24CPUで48コアのSolaris環境サーバ2台から3CPUで6コアの「IBM Power Systems 570」2台に移行することで、保守費用が5年間で約6分の1になる見込み。
「RAMP-I」において、レッドハットは、Solaris環境から移行する企業に対して、システム管理者育成とRed Hat Enterprise Linuxによるシステム構築のための支援を割引価格により提供。Red Hat Enterprise Linux搭載のIBMサーバを運用・管理するシステム管理者のための研修を標準価格の半額で提供し、年間500名のRHCE(Red Hat Certified Engineer:レッドハット認定エンジニア)育成を支援する。またRed Hat Enterprise Linuxによるシステム構築を支援するためのコンサルティング・サービスを最大30%割引価格にて提供する。
日本IBMは、業界最速の動作周波数を誇るPOWER6を始めとする高性能プロセッサーの活用や、IBM System zやIBM Power Systemが持つCPUおよびメモリを動的に配分し効率的に資源を活用する技術などで、仮想化によるサーバ統合を実現し、運用・管理コストの削減を支援する。あわせて移行効果の無償アセスメントや移行作業の無償見積もり、移行・検証・構築サービス、ハードウェア製品に対して支払い開始を6か月据置くリースや、初年度の支払いを支払い総額の10%にする「ステップ・ペイメント・リース」、また、IBM System xおよび一部のIBM Power Systemsを対象とした48か月間は金利負担ゼロの「0%リース・プログラム」などの金融サービスを提供する。なお本プログラムの提供開始にともない、レッドハットと日本IBMは同日から、営業活動やコンサルティングおよびサービスの提供を共同で行うためのプロジェクト・チーム「RHEL移行支援オフィス」を発足させた。
「RAMP-I」は、移行効果の無償アセスメントから、システム構築のためのコンサルティングや移行・検証・構築サービス、支払いに関する金融サービスや移行後のシステム管理者育成まで、包括的に支援するもの。移行・構築するRed Hat Enterprise Linux搭載のサーバとして、x86サーバ「IBM System x」やブレード・サーバ「IBM BladeCenter」から、メインフレーム「IBM System z」やUNIX機「IBM Power Systems」まで、システム要件に応じて選択できる。また、仮想化によるサーバ統合により、移行後のシステムは運用・管理が簡単になり、ITコストの削減が可能となるという。たとえば、24CPUで48コアのSolaris環境サーバ2台から3CPUで6コアの「IBM Power Systems 570」2台に移行することで、保守費用が5年間で約6分の1になる見込み。
「RAMP-I」において、レッドハットは、Solaris環境から移行する企業に対して、システム管理者育成とRed Hat Enterprise Linuxによるシステム構築のための支援を割引価格により提供。Red Hat Enterprise Linux搭載のIBMサーバを運用・管理するシステム管理者のための研修を標準価格の半額で提供し、年間500名のRHCE(Red Hat Certified Engineer:レッドハット認定エンジニア)育成を支援する。またRed Hat Enterprise Linuxによるシステム構築を支援するためのコンサルティング・サービスを最大30%割引価格にて提供する。
日本IBMは、業界最速の動作周波数を誇るPOWER6を始めとする高性能プロセッサーの活用や、IBM System zやIBM Power Systemが持つCPUおよびメモリを動的に配分し効率的に資源を活用する技術などで、仮想化によるサーバ統合を実現し、運用・管理コストの削減を支援する。あわせて移行効果の無償アセスメントや移行作業の無償見積もり、移行・検証・構築サービス、ハードウェア製品に対して支払い開始を6か月据置くリースや、初年度の支払いを支払い総額の10%にする「ステップ・ペイメント・リース」、また、IBM System xおよび一部のIBM Power Systemsを対象とした48か月間は金利負担ゼロの「0%リース・プログラム」などの金融サービスを提供する。なお本プログラムの提供開始にともない、レッドハットと日本IBMは同日から、営業活動やコンサルティングおよびサービスの提供を共同で行うためのプロジェクト・チーム「RHEL移行支援オフィス」を発足させた。
《冨岡晶》
特集
関連リンク
関連ニュース
-
フルノシステムズ、PDA型モバイル情報端末「finpad700i」を発売
エンタープライズ -
米Google、新OS「Chrome OS」の計画を発表
IT・デジタル -
富士通、PRIMERGYビジネスを強化する「IAサーバシステムセンター」を設立
エンタープライズ -
Mozilla Japan、Firefox最新版「Firefox 3.5」を公開
ブロードバンド -
OKI、サーバ運用管理自動化アプライアンス「DressUP Server Auditor V1」を販売開始
エンタープライズ -
シトリックス、無償の仮想化プラットフォーム最新版「Citrix XenServer 5.5」を発表
エンタープライズ -
世界初——128GBの大容量USBフラッシュメモリが実売49,800円
IT・デジタル -
サーバーワークス、クラウド基盤「AmazonEC2」を活用したホスティングサービス「Cloudworks」提供開始
エンタープライズ -
クライム、「Veeam Backup&Replication for VMware」を発売 〜 VMwareに対する高速リカバリを可能に
エンタープライズ -
キヤノンITソリューションズ、情報漏えい対策を強化した「WEBGUARDIAN」新版などを発表
エンタープライズ -
デル、SolarisからオープンIAプラットフォームへの移行プログラムを提供開始
エンタープライズ -
IBM、企業内クラウド向けアプリ・サーバ管理アプライアンス「CloudBurst」を新発売
エンタープライズ -
クラフテック、携帯電話向け画像変換ソフト最新版「JustPix for Apache Ver2.0」をリリース
エンタープライズ -
ライフボート、対象数無制限のサーバルーム監視ツール「ServersCheck Premium Edition Version 7」発売
エンタープライズ -
【COMPUTEX TAIPEI 2009(Vol.22)】ネットブックはまだまだ改善され成長する——台湾エイサー・Jim Wong氏
IT・デジタル