違法コピーの通報件数、過去最多ペースの275件に 〜 BSA調べ
エンタープライズ
その他
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
NEC、温室効果ガスの排出削減を2年前倒しで達成 〜 「環境アニュアル・レポート2009」発行
-
IBM、サイトの品質を向上させるクラウド・サービス「IBM Rational Policy Tester OnDemand」提供開始

BSAは1988年に米国で設立された後、1992年に日本でも活動を開始。組織内違法コピーに関する情報を受け付ける「情報提供窓口」を1995年に開設していた。近年の状況としては、コンプライアンス意識が一般に広く浸透したこともあり、BSAへの通報件数は2003年から2008年の間に約3倍となる544件へと急激な増加を見せていたという。さらにBSAでは本年1月に、組織内違法コピーの実態と過去の通報経験者の体験談などをまとめた情報サイト「違法告発.com(145982.com)」を公開し、不正防止を呼びかけていた。その結果、本年前半については275件となり、これは昨年の246件を上回るものとなった。
BSA日本担当事務局長の松尾早苗氏は、通報件数が過去最多ペースを記録している理由について、「コンプライアンス意識の浸透により職場の健全化を願う人が増えたためと考えています。さらに、自治体の違法コピーに関連した報道がその意識をさらに刺激し、通報件数に影響したのではないでしょうか。また、景気低迷にともなう経費節減を理由に、違法コピーを容認する組織が増加している可能性も否定できません」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/
関連リンク
関連ニュース
-
NEC、温室効果ガスの排出削減を2年前倒しで達成 〜 「環境アニュアル・レポート2009」発行
エンタープライズ -
IBM、サイトの品質を向上させるクラウド・サービス「IBM Rational Policy Tester OnDemand」提供開始
エンタープライズ -
F5、米国連邦標準規格FIPSに準拠した「BIG-IP 6900」の提供を開始
エンタープライズ -
CTC、大規模コンタクトセンター向けクラウド事業を本格開始
エンタープライズ -
日立ソフト、電子メールの誤送信・参照を防止する「MaCoTo」を機能強化
エンタープライズ -
2008年の日本の違法コピー率は21%、損害額は約1700億円 〜 BSA調べ
エンタープライズ -
トラステッドクラウドにプロダクトとサービスを融合——富士通の包括的戦略
エンタープライズ -
シマンテック、スパム接続を遮断する「Symantec Brightmail Gateway 8.0」発表
エンタープライズ -
「どこでもイントラネット」を強化——富士通FENICS II ユニバーサルコネクト
エンタープライズ -
LogLogic、ログを完全装備したコンプライアンス ワークフロー管理ソリューションを発表
エンタープライズ -
BBSec、セキュリティオペレーションセンター「G-SOC(ジーソック)」サービス開始
エンタープライズ -
ACCSなど、上海市において正規版ソフト利用の企業表彰キャンペーンを開始
エンタープライズ -
EMC、アーカイブ/電子情報開示/コンプライアンスに対応する新製品「EMC SourceOne」発表
エンタープライズ -
日本HP、コンプライアンス対応の統合ログ管理「HP Compliance Log Warehouse 2.0」を販売開始
エンタープライズ -
日本IBM、Webサイトの脆弱性やコンプライアンスを検査・管理する製品群を発表
エンタープライズ