液晶ディスプレイの主流はフルHD対応で2万円以下の製品、カカクコム調べ
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
同調査は、同サイトの月間利用者1,883万人、月間PV6億9,028万、累計クチコミ件数約980万件の動向をもとに実施。2008年1月から2009年4月までの液晶ディスプレイに関するPV数を見てみると、200万件前後で推移していたところが2008年秋から急増。2009年1月には倍の400万件に達した。これをピークに以降は減少傾向となっているが、それでも4月時点では300万件台をキープしている。
液晶ディスプレイへの関心が高まっている背景には、フルHD対応製品の低価格化がうかがえる。液晶ディスプレイの解像度別PV数シェアをまとめたデータによると、先の液晶ディスプレイに関するPV数の推移と同様、2008年秋から1,920×1,080ピクセルのフルHDが大きくシェアを拡大。それまでシェアの上位を争っていた1,920×1,200ピクセル(WUXGA)と1,680×1,050ピクセル(WSXGA+)は急激にシェアを失っている。また、液晶ディスプレイの売れ筋価格帯シェアについては、2万円台から2万円以下へと売れ筋の低価格化が顕著に見られる。
こうしたフルHD志向や低価格化の傾向と関連するデータが液晶ディスプレイのサイズ別PV数シェアとなる。2008年1月には24型と22型がほぼ半数、残りの半数を20型以下が占めていたが、2008年秋から21型、同年冬からは23型サイズのシェアが大きく拡大。24型から23型へ、22型から21型へとシフトしているかに見える。また一方で、20型以下のサイズは全体で約2割のシェアにまで縮小している。
液晶サイズをワンランク小さくしてでも、フルHD対応モデルを安く入手したいというユーザー意識の変化から、活発化しつつある液晶ディスプレイ市場。これが一時的なブームに終わるのか、あるいは新たな展開を見せるのか、今後の動きに注目したい。
《加藤》
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