薄幸の妹役・井川遥が儚く美しい〜不器用な家族を描く「フィラメント」
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夢遊病の妹とキレやすい兄、そして女装癖のある父親のもとにある日、若い男と駆け落ちした母が戻ってきた。映画「フィラメント」は、「海峡の光」で芥川賞を受賞した作家、辻仁成が監督・脚本等を務め、不器用な家族の再生の物語をノスタルジックな映像で描いた作品。26歳になっても定職に就かない兄を大沢たかお、男に騙された妹を本作が映画初出演の井川遥が演じている。キレやすい性格のため“切れやすい電球”つまり“フィラメント”と呼ばれる兄を大沢が好演している。共演はほかに森村泰昌、銀粉蝶、不二子、村上淳、松重豊ら。配信期間は9月2日正午まで。
《関口賢》
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