2位韓国に大差で日本が総合1位! 〜 総務省、「日本のICTインフラに関する国際比較評価レポート」を公表
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2005年および2008年に、世界における日本のICTインフラの現状を評価した「日本のICTインフラに関する国際比較評価レポート」を総務省では発表しており、今回はそれに続くものとなる。前回調査(2008年)より、“光ファイバ比率”や“3G携帯比率”といった最先端技術の項目なども含めた6分野12項目についての評価が行われており、同様の調査を実施した結果、2位以下との差を大幅に拡大し、日本は、前回に引き続いて総合評価で第1位となったとのこと。
対象は、アジア:日本、韓国、中国、シンガポール、台湾、香港、インド、オセアニア:オーストラリア、ニュージーランド、北欧:フィンランド、オランダ、デンマーク、スウェーデン、北米:アメリカ、カナダ、ヨーロッパ:スイス、フランス、ポルトガル、イギリス、ドイツ、スペイン、ベルギー、イタリア、オーストリアの主要24か国・地域。ちなみに総合評価での国際ランキングは2位が韓国、3位がフィンランドとなっており、これは前回と同順位だ。なお上位10か国中に北欧が3か国、アジアが4か国ランクインというのも、前回と同様の傾向とのこと。また上位5か国の特徴は国によって異なり、韓国は光ファイバ比率、第3世代携帯比率、ICT投資割合で第2位。フィンランドはパソコンのボット感染度で第1位(日本と同率)、インターネットホスト数で第2位。オランダはインターネット普及率で第1位。スウェーデンはブロードバンド普及率で第2位となった。
総務省では、「ICTインフラの利用料金および高速性の分野については、世界最先端レベルを維持していると評価ができる一方で、ICTインフラの普及度および社会基盤性については、低調な結果」としている。同省では、今後の課題として、引き続き世界最先端のデジタルネットワークの構築の推進や、ICTインフラへの集中的な資源配分の必要性などが考えられるとしている。「日本のICTインフラに関する国際比較評価レポート」は、概要6ページ、本体11ページのPDF文書ファイルとして同省サイトにて公開中。
《冨岡晶》
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