2009年9月9日に9mmが武道館ライブ〜全29曲の圧巻のステージ
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図らずも19時9分にメンバーがステージに登場すると、「(teenage)Disaster」でライブがスタート。イントロが始まると同時に轟音とともに幕が落ち、彼らがライブでいつも使用しているフラッグが姿を現した。立て続けに4曲を演奏したあとも、菅原(ボーカル/ギター)の「今日はたっぷりやるので、のんびり行きましょう」というMCとは裏腹に、「We are Innocent」「Psychopolis」「Hide & Seek」と得意の高速曲を次々と叩きつけていく。
そして、この日が初披露となる新曲「Cold Edge」を演奏。その後も「野音では音が出ていなかった」(菅原)というアコースティックギターによる曲や、くるりとメタリカのカバーなど、普段のライブでは聴くことのできない曲が次々と演奏された。
ライブ終盤、「バンドの名前が9mm Parabellum Bulletじゃなかったら、9月9日に武道館でライブをやろうなんて思わなかったし、そもそもこのバンドをやっていなかったらこの場所に立てなかった。みんな本当にありがとう」という菅原のMCに、会場は温かい拍手と歓声に包まれた。アンコール含め全29曲、2時間以上にわたる圧巻のライブは大盛況のなか幕を閉じた。
2009年は10もの主要夏フェスに出演するなど、精力的に活動する彼ら。音楽情報配信サイト「RO69」では、ROCK IN JAPAN FES.2009出演時の彼らのコメント映像を配信している。アグレッシブなステージ上では見ることができない、リラックスした彼らの表情を楽しみたい。
《織本幸介》
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