ワコムの同技術は「Wacom Feel IT Technologies」の「G5」センサーシステムと呼ばれるもの。Windows 7に対応し、従来のタブレットPCに採用されてきた同社の電磁誘導方式(EMR)ペンセンサーと、今回新規に開発したマルチタッチセンサーの両方を駆動させることができる。
ペンタブレットでは、ペンでディスプレイ上に直接文字を手書きするほか、絵や図を描くことが可能。マルチタッチでは、ディスプレイ画面に触れた2本の指の位置と動きを即時かつ正確に認識し、より直感的なPC操作に対応する。
なお、ThinkPad X200 Tabletは2008年10月に発売された12.1型液晶搭載タブレットPC。新たにOSとしてWindows 7を搭載したモデルが10月22日から販売される予定。CPUはCore 2 Duo SL9300(1.86GHz)、メモリは最大4GB、HDDは最大250GBとなる。