デル、薄型・軽量13.3V型の新モデル「Inspiron 13z」ほか、Windows 7搭載PCを発表

　デルは22日、本日から発売開始となったWindows 7を搭載する2機種のノートPC、1機種の液晶一体型デスクトップPCを発表。本日から発売を開始する。

　新型モデル「Inspiron 13z」は、CULV（超低電圧版）CPUを採用した、13.3V型液晶（1,366×768ピクセル、アスペクト比16：9）の薄型・軽量ノートPC。OSにはWindows 7 Home Premium（64ビット）を搭載する。

　最薄部が17.2mm、重さは1.79kg（最小構成時）。標準4セルバッテリの駆動時間は最大約5時間9分、オプションの8セルバッテリの駆動時間は最大約11時間23分と、携帯性と長時間駆動を両立し、CULVのCPUを採用するノートの特長を備えた。

　直販で89,980円となるベーシックパッケージは、CPUがCore 2 Solo SU3500 （1.4GHz）、メモリが2GB、HDDが250GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、無線LANはIEEE 802.11b/g、グラフィックスはGMA 4500MHD（チップセット内蔵）。

　109,980円となるプレミアムパッケージは、CPUがCore 2 Duo SU9400 （1.4GHz）、メモリが4GBのほかは、おもな仕様はベーシックパッケージに準ずる。また、カスタマイズによりメモリは最大6GBまで、グラフィックスがディスクリートのGeForce G105M（専用メモリ512 MB）、HDDが最大500GBまで搭載でき、8セルバッテリやBluetooth 2.1も選択可能だ。

　インターフェースは、USB2.0×3、メモリーカードスロット、有線LAN（1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T）、ミニD-sub15ピン、3.5mmステレオミニなど。本体サイズは、幅329.8×高さ17.2〜26.4×奥行き223mm。

　17.3V型液晶（1,600×900ピクセル、アスペクト比16：9）を採用する「Studio 17」はマルチメディアモデル。OSにはWindows 7 Home Premium（64ビット）を搭載する。

　JBL製の2.1チャンネルプレミアムスピーカーを装備し、SRS Premium Soundに対応。グラフィックスはMobility Radeon HD4570（専用メモリ512MB）を搭載し、カスタマイズでMobility Radeon HD4650（専用メモリ1GB）が選択可能。映像処理やゲームなどで高いパフォーマンスを発揮するという。

　おもな仕様は、CPUがCore 2 Duo P8700（2.53GHz）、メモリが4GB、HDDが500GB、光学ドライブにDVDスーパーマルチ、無線LANはIEEE802.11a/b/g/n。オプションとしてBlu-rayドライブ、メモリ最大8GB、ストレージをHDDからSSDに選択可能となっている。インターフェースはUSB2.0×2、USB2.0/e-STATコンボ、HDMI、DisplayPort、ミニD-sub15ピン、有線LAN（1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T）など。

　本体サイズは幅413.6×高さ27.7〜39×奥行き280.6mm、重さは3.2kg（最小構成時）。本体カラーには、従来のインテリジェント・ブルー、クラシック・レッド、オリーブ・グリーン、プラム・パープル、プリティ・ピンクに加えて、ブラック・チェインリンクが追加された。直販価格は104,980円。

　「Inspiron One 19」は、省スペースをうたうデスクトップPC。本体サイズは、幅477.39×高さ386.39×奥行き103.98mmで、重さは約7.3kg。ディスプレイは18.5V型ワイド液晶（1,366×768ピクセル、アスペクト比16：9）を採用。また、130万画素のwebカメラを備えた。

　おもな仕様は、OSがWindows 7 Home Premium（64ビット）、CPUがPentium Dual-Core E5300（2.6GHz）、メモリが2GB、HDDが320GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ。インターフェースはUSB2.0×6、IEEE1394、メモリーカードスロット、有線LAN（1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T）など。直販価格は69,980円。

　また、同製品の新聞広告掲載モデルとして、CPUがCore 2 Duo E7500（2.93GHz）、メモリが4GB、HDDが500GBとなるモデルも発売開始。直販価格は84,980円。