NTTドコモ、第2四半期決算を発表 〜 連結累計の営業利益は前年比15.9%減
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それによると、第2四半期連結会計期間の業績は、前年同期に比べ営業収益は365億円減の1兆611億円、営業利益は471億円減の2,334億円だった。税引前利益2,324億円から税金などを控除した四半期純利益は1,373億円。なお、当第2四半期連結累計期間の業績は、前年同期に比べ営業収益は1,220億円減(−5.4%)の2兆1,458億円、営業利益は917億円減(−15.9%)の4,852億円。また、税引前利益4,799億円(−14.3%)から税金などを控除した四半期純利益は2,847億円となった。
この第2四半期においてNTTドコモグループは、2段階のパケット定額サービス「パケ・ホーダイ ダブル」「Biz・ホーダイ ダブル」の定額料の見直し、「ドコモ動画」などの動画コンテンツ・サービスの拡充を進めるなどパケット通信の利用拡大を進めてきた他、国内初となる「Android」搭載端末である「HT−03A」やらくらくホン初の防水ケータイ「らくらくホン6」をはじめ7機種を投入するなど、積極的な展開を見せていた。第2四半期連結会計期間末の携帯電話契約数は、前年同期末と比較し125万契約増の5,519万契約となり、そのうち「FOMA」サービスの契約数は、携帯電話契約数の92.9%を占める5,126万契約となった。とくに解約率は0.46%となり、前年同期(0.52%)と比べ大幅に改善したという。一方で端末機器販売に関しては、販売数が前年同期と比べ85万台減の446万台となり減少した。
これらの結果、当第2四半期連結会計期間における携帯電話事業営業収益は1兆311億円、携帯電話事業営業利益は2,343億円となった。また、当第2四半期連結累計期間における携帯電話事業営業収益は2兆890億円、携帯電話事業営業利益は4,895億円となった。契約数そのものは伸びたが、端末販売数の鈍化とARPUの低下を受けた形となったと言える。ドコモでは「2008年度は新販売モデル導入による利益浮揚効果などがあり、上期に大きく利益が発生した一方で、2009年度の上期の営業利益は計画に対して概ね想定通り」としており、最終的な営業利益は前年と同程度であると予想している。
《冨岡晶》
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