日立ソフト、オンラインゲーム業界向けにクラウドサービスを提供開始
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「Game Cloud Service」は、サーバ仮想マシン(VM)を月額で提供する「SecureOnline」に、ゲームユーザーの推移やゲームライフサイクルの変動に応じてサーバリソース(CPU、メモリ、ディスク)を木目細かに増減させる判断を行えるよう、サーバリソースの推移を収集・蓄積する「運用基盤(監視)サービス」と蓄積したサーバリソース情報を提供する「リソース適正化支援サービス」を付加したものとなっている。「Game Cloud Service」を適用することで、ゲームタイトルごとのライフサイクルや状況に応じて、柔軟にサーバ仮想マシン(VM)数や搭載したリソースの容量を増減させることができ、適正な状態でのサーバ運営および無駄なコストの軽減が可能になるとのこと。
「Game Cloud Service」では、長期メニュー(3年以上の長期利用を前提)、中期メニュー(一般的にリースにはない2年という中期利用を前提)、短期メニュー(イベントやピークなどの見通しが困難な場合)を組み合わせて利用可能。月額で提供するサービスのため、自社購入する場合に比べ、初期コストを抑えることができ、ゲームユーザーが増えた、イベントでサーバを増設したい、等のリソースが必要になったときに必要な分だけリソースを増強できる。ゲームタイトルが配信終了になったときには解除できるので、利用用途のないリソースを保有し続けるコストを抑えることもできる。
価格は、基本サーバ(CPU:1way、メモリ:1GB、HDD:10GB)1台+監視サービスで月46,200円(税込)〜。日立ソフトでは、2010度までに売上5000万円、2012年度には売上1億円を目標としている。また、ID管理システムやワンタイムパスワード認証、ポイント管理システムなど、各ゲームタイトルで共通に利用できる機能をオプションとして提供することも計画中とのこと。
《冨岡晶》
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