大リーグ・NYヤンキースの松井秀喜外野手の去就が注目されている。今季限りでヤンキースとの契約が切れFAとなった松井だが、ひざの故障の影響や若返りを図るチーム事情もあり、契約延長せずに他球団へ移籍というのが規定路線と見られていた。しかしワールドシリーズでMVPに輝く活躍を見せたことで、状況は一転。ここにきて残留を望む声が高まってきている。
地元紙ニューヨーク・デーリー・ニューズのネット版では現在、ヤンキースの主力選手について「Keep（残留）」か「Dump（放出）」かを問うアンケート投票を実施中だ。11日12時現在、松井を残したいとする人は68％。一方、松井と同年齢・同守備位置で、“残留争い”のライバルとされるジョニー・デーモン外野手も「Keep」が69％となっている。“松井を取るかデーモンを取るか”と比較されている2人だが、ファン投票でも接戦を繰り広げているようだ。
