次世代携帯電話「LTE」、2015年度には5,600万加入 〜 シード・プランニング調べ
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LTE(Long Term Evolution)は携帯電話の通信規格で、2010年末から2012年度にかけて順次サービス開始が予定されている“第3.9世代”の携帯電話(3.9G)となるものだ。同社は、LTEについてメーカー、キャリア等にヒアリングを行うとともに、各種情報を収集分析によりレポートを作成した。調査期間は2009年8月 〜10月。
それによると、LTEは2010年度NTTドコモから開始され、2012年度には全キャリアが揃い、2015年度には5,600万加入(2014年度は3,600万加入)となる予測シナリオが示された。LTEはデータ通信市場を軸に展開し、LTEデータ通信カード/モジュール端末市場は、2015年度1,000万契約。そしてLTE端末は、2015年度で、端末ハンドセットが2,200万台、データ通信カード/モジュール内蔵端末500万台の単年度販売ベースになる見込みとなった。
LTE基地局市場は、申請計画数65,449局が2014年度末までに構築されるが、対抗上および必要上から上方修正の可能性が高く、現行の約3分の2に相当する11万局への方向とのこと。そして、LTEの世界市場は、2015年末で2億2,500万加入、単年の端末販売台数が1億台となると予測された。
この調査レポートは、5章からなる市場予測レポートとして発刊中。第I章は要約・サマリーと3つのシナリオによる予測、第II章はLTEのキャリア事業戦略の分析、第III章はインフラ基地局市場とインフラベンダーの動向、第IV章はLTE端末事業戦略/データ通信カード市場/LTE端末ハンドセットとスマートフォン市場、第V章はLTEの世界市場展望を分析している。価格は126,000円(税込)で発刊部数は限定70部とのこと。
《冨岡晶》
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