【セミナー】KDDIのFMBCスマートプラットフォームと要素技術
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SSK(新社会システム総合研究所)は11月26日に、「KDDIのFMBCスマートプラットフォームと要素技術」と題したセミナーを開催する。
開催日時:2009年11月26日(木)午後1時30分〜午後5時
会場:明治記念館
東京都港区元赤坂2-2-23
●重点講義内容
<1>開発の背景とシステム全体説明
KDDI(株) FMBCネットワーク推進室 課長 工学博士
宮地 悟史 (みやじ さとし)氏
【13:30〜14:10】
近年の固定網及びモバイル網の高速化と、映像配信技術のデジタル化とが相まって、従来からの地上波・衛星放送に加えて、ケーブルテレビ/FTTHの多チャンネル放送、同ビデオ・オン・デマンド、インターネットビデオ、ユーザ生成メディア(CGM)、モバイルビデオなど、膨大な数のコンテンツが世の中に溢れ出す状況となった。このようなコンテンツの洪水の時代においては、利用者が、視聴したいコンテンツに素早く辿り着けることが求められると共に、個々の視聴時において、それぞれの視聴環境に最適な、すなわちアンビエントアダプティブなコンテンツ視聴形態を提供することが極めて重要である。KDDIは、これらの要求に応えるための、固定(Fixed)、モバイル(Mobile)、放送(Broadcasting)を融合させて高度なコンテンツ配信を可能とするFMBCスマートプラットフォームを開発した。
本講演では、開発の背景とシステムアーキテクチャを解説し、それに続く講演で、個々の要素技術について詳説する。
1.映像配信サービスの現状
2.映像配信技術の概要(ケーブルテレビ、FTTH、IPTV)
3.「ケータイ×テレビ連携コンテンツ新視聴スタイル」の提案
4.FMBCスマートプラットフォームの全体説明
5.質疑応答
<2>ケータイリモコンを用いた高度レコメンド技術
(株)KDDI研究所 知能メディアグループ 主任研究員 工学博士
小野 智弘 (おの ちひろ)氏
【14:20〜15:00】
近年、テレビ番組を見ながら興味のあるショップやレストラン等をケータイやPCで検索するスタイルが増えているが、膨大な情報から個人の嗜好にあったコンテンツを探すのは容易ではない。このため、個人嗜好を考慮して情報をオススメ提示するレコメンド技術が注目されているが、情報提示先として、複数視聴者がスクリーンを共有するテレビ画面と、個々人で利用することが前提となっているケータイ画面とを適切に使い分けることが重要である。
そこで、本講演では、ケータイとテレビが連携して、番組視聴中に視聴者の嗜好に合致した番組関連コンテンツ(Webサイトや動画)をケータイ電話上やテレビ上にオススメ提示するためのレコメンド技術を紹介する。
1.レコメンド技術概観
2.番組関連コンテンツおすすめシステムの概要
3.視聴ユーザ検出技術
4.個人嗜好推定技術
5.グループ嗜好推定技術
6.質疑応答
<3>直感サムネイル抽出技術
(株)KDDI研究所 超臨場感通信グループ 研究主査
菅野 勝 (すがの まさる)氏
【15:10〜15:50】
近年、ハードディスクレコーダーが普及し、録画した番組を好きな時間に楽しむタイムシフト視聴が定着している。しかし、録画番組の数が多かったり、番組全編を視聴する時間がなかったりするため、観たい番組や番組内のシーンを視認性よく検索するための工夫が求められている。すなわち、番組を構成するシーンの中で、その番組の内容を直感的に理解させることが可能なサムネイルを抽出する技術が必要とされている。
本講演では、商品や店舗などの重要情報を明確に紹介したい意図のある番組を対象とし、映像制作者が強調したい重要なシーンを、その「制作技法」から汎用的且つ自動的に検出し、直感サムネイルとして抽出する技術を解説する。
1.重要シーン検出の必要性
2.パターン検出による重要シーン検出
3.制作技法推定による重要シーン検出
4.画像特徴量の抽出
5.画像特徴量と制作技法の対応付け
6.本技術の応用
7.質疑応答
<4>テレビダイジェスト視聴技術
(株)KDDI研究所 知能メディアグループ 工学博士
松本 一則 (まつもと かずのり)氏
【16:00〜16:40】
ワンセグが見られるケータイは当たり前でも、駅のホームや電車で実際に、ケータイでワンセグを見ている人は意外に少ない。確かに、スポーツ中継の途中経過などを、リアルタイムで確認するといった使い方にはワンセグは便利。しかし、ドラマやバラエティ、ニュースなどをケータイで見るには、ある程度まとまった時間が必要で、電池が切れてしまう心配もある。そこで、字幕つきの放送番組データから、紙芝居風のコンテンツを自動生成する技術を紹介する。これにより、映像は静止画に、音声は文字情報に自動で変換され、紙芝居のようにパラパラとめくりながら、番組全編を見ることが可能となっている。
1.テレビ番組を隙間時間視聴に適したコンテンツへ
2.紙芝居風コンテンツの紹介
3.高品質コンテンツを生成する際の課題
4.字幕整形、字幕と映像のタイミング補正、静止画選択の各手法紹介
5.本技術の応用
6.質疑応答
<5>デモ
【16:40〜17:00】
■ メディア横断おすすめ視聴
■ テレビダイジェスト視聴
■ ケータイ・テレビ連携ニュース視聴
■ ファミリーコンテンツおすすめ視聴
■ 直観サムネイルによるシーンナビゲーション
詳細はセミナー案内(http://www.rbbtoday.com/bch/seminar/2009-11-26-S09385.html)を参照。
開催日時:2009年11月26日(木)午後1時30分〜午後5時
会場:明治記念館
東京都港区元赤坂2-2-23
●重点講義内容
<1>開発の背景とシステム全体説明
KDDI(株) FMBCネットワーク推進室 課長 工学博士
宮地 悟史 (みやじ さとし)氏
【13:30〜14:10】
近年の固定網及びモバイル網の高速化と、映像配信技術のデジタル化とが相まって、従来からの地上波・衛星放送に加えて、ケーブルテレビ/FTTHの多チャンネル放送、同ビデオ・オン・デマンド、インターネットビデオ、ユーザ生成メディア(CGM)、モバイルビデオなど、膨大な数のコンテンツが世の中に溢れ出す状況となった。このようなコンテンツの洪水の時代においては、利用者が、視聴したいコンテンツに素早く辿り着けることが求められると共に、個々の視聴時において、それぞれの視聴環境に最適な、すなわちアンビエントアダプティブなコンテンツ視聴形態を提供することが極めて重要である。KDDIは、これらの要求に応えるための、固定(Fixed)、モバイル(Mobile)、放送(Broadcasting)を融合させて高度なコンテンツ配信を可能とするFMBCスマートプラットフォームを開発した。
本講演では、開発の背景とシステムアーキテクチャを解説し、それに続く講演で、個々の要素技術について詳説する。
1.映像配信サービスの現状
2.映像配信技術の概要(ケーブルテレビ、FTTH、IPTV)
3.「ケータイ×テレビ連携コンテンツ新視聴スタイル」の提案
4.FMBCスマートプラットフォームの全体説明
5.質疑応答
<2>ケータイリモコンを用いた高度レコメンド技術
(株)KDDI研究所 知能メディアグループ 主任研究員 工学博士
小野 智弘 (おの ちひろ)氏
【14:20〜15:00】
近年、テレビ番組を見ながら興味のあるショップやレストラン等をケータイやPCで検索するスタイルが増えているが、膨大な情報から個人の嗜好にあったコンテンツを探すのは容易ではない。このため、個人嗜好を考慮して情報をオススメ提示するレコメンド技術が注目されているが、情報提示先として、複数視聴者がスクリーンを共有するテレビ画面と、個々人で利用することが前提となっているケータイ画面とを適切に使い分けることが重要である。
そこで、本講演では、ケータイとテレビが連携して、番組視聴中に視聴者の嗜好に合致した番組関連コンテンツ(Webサイトや動画)をケータイ電話上やテレビ上にオススメ提示するためのレコメンド技術を紹介する。
1.レコメンド技術概観
2.番組関連コンテンツおすすめシステムの概要
3.視聴ユーザ検出技術
4.個人嗜好推定技術
5.グループ嗜好推定技術
6.質疑応答
<3>直感サムネイル抽出技術
(株)KDDI研究所 超臨場感通信グループ 研究主査
菅野 勝 (すがの まさる)氏
【15:10〜15:50】
近年、ハードディスクレコーダーが普及し、録画した番組を好きな時間に楽しむタイムシフト視聴が定着している。しかし、録画番組の数が多かったり、番組全編を視聴する時間がなかったりするため、観たい番組や番組内のシーンを視認性よく検索するための工夫が求められている。すなわち、番組を構成するシーンの中で、その番組の内容を直感的に理解させることが可能なサムネイルを抽出する技術が必要とされている。
本講演では、商品や店舗などの重要情報を明確に紹介したい意図のある番組を対象とし、映像制作者が強調したい重要なシーンを、その「制作技法」から汎用的且つ自動的に検出し、直感サムネイルとして抽出する技術を解説する。
1.重要シーン検出の必要性
2.パターン検出による重要シーン検出
3.制作技法推定による重要シーン検出
4.画像特徴量の抽出
5.画像特徴量と制作技法の対応付け
6.本技術の応用
7.質疑応答
<4>テレビダイジェスト視聴技術
(株)KDDI研究所 知能メディアグループ 工学博士
松本 一則 (まつもと かずのり)氏
【16:00〜16:40】
ワンセグが見られるケータイは当たり前でも、駅のホームや電車で実際に、ケータイでワンセグを見ている人は意外に少ない。確かに、スポーツ中継の途中経過などを、リアルタイムで確認するといった使い方にはワンセグは便利。しかし、ドラマやバラエティ、ニュースなどをケータイで見るには、ある程度まとまった時間が必要で、電池が切れてしまう心配もある。そこで、字幕つきの放送番組データから、紙芝居風のコンテンツを自動生成する技術を紹介する。これにより、映像は静止画に、音声は文字情報に自動で変換され、紙芝居のようにパラパラとめくりながら、番組全編を見ることが可能となっている。
1.テレビ番組を隙間時間視聴に適したコンテンツへ
2.紙芝居風コンテンツの紹介
3.高品質コンテンツを生成する際の課題
4.字幕整形、字幕と映像のタイミング補正、静止画選択の各手法紹介
5.本技術の応用
6.質疑応答
<5>デモ
【16:40〜17:00】
■ メディア横断おすすめ視聴
■ テレビダイジェスト視聴
■ ケータイ・テレビ連携ニュース視聴
■ ファミリーコンテンツおすすめ視聴
■ 直観サムネイルによるシーンナビゲーション
詳細はセミナー案内(http://www.rbbtoday.com/bch/seminar/2009-11-26-S09385.html)を参照。
《RBB TODAY》
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