「IIJマネージドVPN PROサービス」、リモートアクセスなど3種のオプションを追加 | RBB TODAY

「IIJマネージドVPN PROサービス」、リモートアクセスなど3種のオプションを追加

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「IIJマネージドVPN PROサービス」オプション提供イメージ図
「IIJマネージドVPN PROサービス」オプション提供イメージ図 全 2 枚
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 インターネットイニシアティブ(IIJ)は18日、「IIJマネージドVPN PROサービス」において、リモートアクセスなどの3種類のオプション機能を新たに追加し、提供を開始した。

 「IIJマネージドVPN PROサービス」は、サービスアダプタ(VPN機器)のレンタルから運用保守までをIIJがトータルに提供するフルマネージド型のインターネットVPNサービス。企業ネットワークに求められる機能と多様な構成をマネージドサービスとしてパッケージ化して提供する。IIJマネージドVPN PROサービスの利用者がリモートアクセスなどの新たな接続環境を構築する場合、従来は拠点間VPNを構成するサービスアダプタ以外に、別途専用の機器を用意する必要があった。今回、新たなオプションが追加されたことで、拠点間VPNを構成するサービスアダプタ1台で、リモートアクセスVPNや閉域型モバイルWANなどの様々な接続機能を兼ねることができる。これにより、モバイルブロードバンドを活用した社内へのアクセス環境を低コストかつ、短期間に実現できるとのこと。なお、本オプションの利用には、別途認証サービス等の契約が必要。

 今回追加されたのは、「リモートアクセスVPNオプション」「ダイレクトアクセスオプション」「ダイレクトアクセスWANオプション」の3種類。

 「リモートアクセスVPNオプション」では、親拠点のサービスアダプタと外出先や自宅などのリモートアクセスPCとの間で、PPTPを利用したリモートアクセスVPNを実現する。クライアントPCのVPN設定はWindowsの標準機能を利用するため、専用のソフトウェアをインストールする必要がなく、インターネット環境があればどこからでも簡単に社内ネットワークへ接続できるシンプルな環境を安価に構築できる。

 「ダイレクトアクセスオプション」では、親拠点のサービスアダプタとIIJモバイルを利用しているリモートアクセスPCとの間で、閉域型リモートアクセスVPNを実現する。IIJ独自の閉域型リモートアクセスソリューション「IIJダイレクトアクセス」を利用することで、既存のインターネット環境を活用した閉域接続が可能となる。リモートアクセスPCにはグローバルIPアドレスではなくプライベートIPアドレスのみが割り振られ、完全にインターネット環境から隔離されるため、インターネットからの脅威を排除したより安全なリモートアクセス環境を、安価に構築することができる。

 「ダイレクトアクセスWANオプション」では、親拠点のサービスアダプタと、IIJモバイルを接続した子拠点のサービスアダプタとの間で、拠点間の閉域接続を実現する。IIJ独自の閉域型リモートアクセスソリューション「IIJダイレクトアクセス」と、IIJ独自開発のモバイルデータ通信対応ルータ「SEIL」を子拠点側のサービスアダプタとして利用することで、既存のインターネット環境を活用した拠点間の閉域型モバイルWANを構築できる。子拠点側のサービスアダプタにはプライベートIPアドレスのみが割り振られるため、インターネットからの脅威を排除したより安全な閉域WAN環境を、容易に構築することができるとのこと。

《池本淳》

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