シャープ、辞書機能を追加した5V型モバイルネットツール「NetWalker」新モデル

IT・デジタルノートPC

注目記事

2009.11.19（木）18:37

　シャープは19日、同社の5V型モバイルネットツール「NetWalker」に電子辞書機能を追加した「PC-Z1J」を発表。12月4日から発売する。価格はオープンで、予想実売価格は50,000円前後。

　同製品は、2009年9月に発売したNetWalker（型番：PC-Z1）に辞書機能を収録した専用コンテンツカードを同梱した新モデル。NetWalkerは、OSにリナックスベースのUbuntu 9.04（ARM版スマートブックリミックス、シャープカスタマイズ版）を搭載した小型モバイルツールで、CPUはFreescale Semiconductor社製のi.MX515を採用した。5V型ながら解像度が1,024×600ピクセルと表示面積が広いのが特長だ。液晶はタッチパネル式となる。メモリは512MB固定で、ストレージは約4GBのフラッシュメモリ（ユーザーエリアは約2GB）、外部対応メディアはmicroSD/microSDHCカード（最大16GB）。無線LANはIEEE802.11b/g準拠、キーピッチは約14mm。

　PC-Z1はワンタッチ操作でweb上の辞書コンテンツから検索可能な「辞書閲覧ソフト」を搭載し、「Weblio辞書」、「辞典横断検索Metapedia」、「Yahoo!百科事典」など合計約1,000種類の辞書コンテンツから素早い検索が行なえるという。

　そのほか、専用コンテンツカードには、「広辞苑第六版」、「現代用語の基礎知識2009年版」、「新英和中辞典（第7版）」、「新和英中辞典（第5版）」、「新世紀ビジュアル大辞典」、「新冠婚葬祭事典」、「ことば選び辞典」の7種類の辞書を搭載。また、NetWalker専用の電子書籍販売サイト「NetWalkerライブラリー」から電子ブック（約23,000冊）の購入が可能となっている。提供は12月下旬の予定。

　インターフェースはUSB2.0/miniUSB/3.5mmステレオミニ。バッテリ駆動時間は約10時間。本体サイズは幅161.4×高さ19.7〜24.8×奥行き108.7mm、重さは約409g（専用コンテンツカード除く）。カラーはホワイト系/ブラック系/レッド系の3色。

《小口》