【2009国際ロボット展】美女、癒し系ロボットから超大型システムまで
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例えば、知能システムの「パロ」は、人と共存するロボットとして1993年から研究開発されていたメンタルコミットロボット。体をなでると気持ちよさそうに喜んだり、バッテリ残量が極端に少なくなるとおなかが空いた声を2回発しておねだりしたり、といった動作を行う。介護老人保健施設などでロボット・セラピーとして使われた。毛は抗菌糸が使用されており、内蔵センサとして触角、ひげ、光、姿勢、温度などのセンサを採用する。
またファナックでは、大ロボットを用いた超重量部品の協調溶接システムを展示。デモでは900kgの鉄骨フレーム部を自在に動かし、3台の手首型ロボットが追随して溶接を行っていた。また、「ゲンコツ・ロボット1号」と呼ばれる小型高速組み立てロボットは、文房具やチョコレートを箱詰め。これらの文房具は色や形もバラバラだが、ロボットはそれを認識し、規定の箱のなかに高速で収納していく。
自動ページめくり器の「ブックタイム」は、自力でページをめくれない肢体不自由者が自分に適したスイッチを用いることで、ロボットにページをめくらせるものだ。ページ面をラバー付きアームが移動することで、人がページをめくる動きに近い動作を行う。このほか、展示会場で見つけたロボットは動画でも掲載中(http://www.rbbtoday.com/news/20091129/64058.html)。
《RBB TODAY》
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