マカフィー、来年もっとも注意すべき「12のオンライン詐欺」を発表
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Consumer Reports誌の「2009 State of the Net Survey(2009年ネット状況調査)」によると、サイバー犯罪者は過去2年間で80億ドルを個人から騙し取っているという。McAfee Labsのシニアバイスプレジデント、ジェフ・グリーン氏は「サイバー犯罪者は、休暇中に金銭、クレジットカード情報、個人情報などを盗み出すため、非常に狡猾な策を使います。彼らはその時々に応じて詐欺を計画し、季節に関連したWebサイトや、どんなに慎重なユーザーでも騙されてしまうような、説得力のある電子メールなどを作成します」とのコメントを寄せている。
「2010年、12のオンライン詐欺」は以下のとおりだ。
・詐欺その1:チャリティフィッシング詐欺 - 誰にあげるのかに注意
・詐欺その2:宅配業者からの偽請求書
・詐欺その3:ソーシャルネットワーキング - 「出会いを求める」サイバー犯罪者
・詐欺その4:電子メールで送られる危険なグリーティングカード
・詐欺その5:豪華な宝飾品の偽購入案内
・詐欺その6:安全なオンラインショッピングを - 個人情報の盗難が増加中
・詐欺その7:危険の多いフリーソフト検索
・詐欺その8:仕事紹介の電子メール詐欺
・詐欺その9:オークションサイト詐欺
・詐欺その10:パスワード盗用詐欺
・詐欺その11:電子メールを使った銀行詐欺
・詐欺その12:ファイルを人質に - ランサムウェア詐欺
マカフィーはインターネットユーザーに対し、コンピュータと個人情報を守るため、「絶対に電子メールのリンクをクリックしない」「最新のセキュリティソフトウェアを使用する」「セキュアなネットワークでオンラインショッピング、バンキングを行う」「異なるパスワードを使用する」「常識を働かせる」といった注意を呼びかけている。
《冨岡晶》
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