インテル、低電力・小型化を実現した次世代のAtomを2010年1月から提供開始
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今回発表されたのは、シングルコアのAtom N450(1.66GHz)と、低電力型のチップセット、NM10 Express。そのほかデスクトップ向けとして、シングルコアのAtom D410(1.66GHz)とデュアルコアのAtom D510(1.66GHz)が発表された。
新しいAtomプロセッサーは、小型機器・低電力消費用に設計され、45nm High-Kメタルゲートのプロセス技術で製造。これにより、同社が提供する最小のチップを実現した。
同社によれば、x86チップへのメモリー・コントローラー/グラフィックス機能のCPUへの統合は業界初。CPU/チップセットの2チップ構成により、既存の3チップ構成に比べ、低い熱設計電力や消費電力の大幅な低減を可能にした。
今回のAtomを採用することで、前世代のAtomプラットフォームに比較して、約20%の平均電力消費の向上と小型化を実現したとうたう。また、ネットブック向けのプラットフォーム全体の実装面積は約60%、デスクトップPCにおいては約70%の実装面積の縮小が可能になったという。なお、デスクトップPCの場合、熱設計電力は50%の削減を実現した。
新型Atomの詳細は以下のとおり。
ネットブック向け
●Atom N450
・動作周波数:1.66GHz
・L2キャッシュ:512KB
・TDP(熱設計電力):7W
・コア数(チップセット含む):1
デスクトップ向け
●Atom D410
・動作周波数:1.66GHz
・L2キャッシュ:512KB
・TDP(熱設計電力):12W
・コア数(チップセット含む):1
●Atom D510
・動作周波数:1.66GHz
・L2キャッシュ:1MB
・TDP(熱設計電力):15W
・コア数(チップセット含む):2
《小口》
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