レノボ、AMD搭載で10万円を切るThinkPadノートPCの2製品

　レノボ・ジャパンは、「ThinkPad」ブランドで初のAMDプロセッサ搭載ノートPCとして、11.6型液晶「ThinkPad X100e」と13.3型液晶「ThinkPad Edge 13”」の2製品を発売した。直販サイト価格は、X100eが69,794円から、Edge 13”が79,800円から。

　両製品は、ThinkPadブランドで初となるAMD製CPUを搭載したノートPC。1月4日に発表されたばかりのAMDの最新商用PCプラットフォーム・ブランドであるVISION Proテクノロジーに対応しており、マルチディスプレイやビデオのシームレスな閲覧、ビデオ会議ソフトウェアの使用、組み込みのビデオと3Dグラフィックスによる豊かな映像表現の作成・閲覧など、優れたビジュアル性能を発揮するという。

　X100eは、ポータブル性を重視した「ThinkPad X」シリーズの中でサイズの最も小さい11.6型液晶ディスプレイ（LEDバックライト付）を搭載したモデル。標準構成の6セルバッテリを搭載時に、本体サイズが幅282×高さ15〜29.5×奥行き209mmで、重さが約1.5kg。小型・軽量ボディに6列配列のフルサイズキーボードやTrackPointポインティング・デバイス、マルチタッチ・タッチパッドを装備する。

　標準構成の仕様として、CPUはAthlon Neo MV-40（1.6GHz）、メモリは2GB（最大4GB）、HDDは250GB。インターフェースはUSB2.0×3/ミニD-sub15ピン/マイク/ヘッドホン/4in1メディアカードリーダーなど。1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tの有線LAN、IEEE802.11b/g/nの無線LANのほかBluetooth2.1+EDRを搭載。30万画素webカメラを装備する。付属品はバッテリパック/ACアダプタ/電源コードなど。

　ラインアップと直販サイト価格は、OSがWindows 7 Professional（32ビット版）でOffice Personal 2007を搭載した「28762VJ」が92,400円で、Office非搭載「28762FJ」が72,450円、本体カラーはいずれもミッドナイト・ブラック。OSがWindows 7 Home Premium（32ビット版）で本体カラーがミッドナイト・ブラックの「287637J」と同アークティック・ホワイトの「287638J」はいずれも69,794円。本体カラーはさらに直販サイトのCTO限定色としてヒートウェーブ・レッドを用意する。

　Edge 13”は、ThinkPadの新シリーズとしてラインアップした「ThinkPad Edge」シリーズの第一弾。LEDバックライト付13.3型液晶ディスプレイを搭載する。CPUはAMD製のデュアルコアとなり、Turion Neo X2 L625（1.6GHz）とAthlon Neo X2 L325（1.5GHz）の選択が可能。Turionを選択した場合はOSがWindows 7 Home Premium（64ビット版）で、HDD容量が320GB。Athlonの場合はWindows 7 Professional（32ビット版）で、HDD容量が250GB。いずれもオプションにOffice Personal 2007を用意する。

　そのほかの標準構成の仕様として、メモリは2GB（最大4GB）、インターフェースはUSB2.0×3/HDMI/ミニD-sub15ピン/マイク/ヘッドホン/5in1メディアカードリーダーなど。1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tの有線LAN、IEEE802.11b/g/n（WiFi準拠）の無線LANのほかBluetooth2.1+EDRを搭載。30万画素webカメラを装備する。キーボードは6列配列のフルサイズで、TrackPointポインティング・デバイスとマルチタッチ・タッチパッドを搭載。バッテリは4セル。本体サイズは幅322×高さ14〜30×奥行き228mmで、重さは約1.64kg。付属品はバッテリパック/ACアダプタ/電源コードなど。

　ラインアップと直販サイト価格は、CPUがTurionでOfficeを搭載し、本体カラーがグロッシーブラックの「019753J」と同グロッシーレッドの「01975KJ」はいずれも99,792円。Office非搭載で、本体カラーがグロッシーブラックの「01974XJ」と同グロッシーレッドの「01975FJ」はいずれも79,800円。CPUがAthlonで、Office搭載の「01975AJ」は99,750円、Office非搭載の「019756J」は79,800円で、いずれも本体カラーはグロッシーブラック。