オンキヨー、2010年春モデルのフルHD対応液晶デスクトップPC

　オンキヨーは21日、「ONKYO」ブランドのデスクトップPCで2010年春モデルとして、インテルの最新CPUとなるCore i3-530搭載スリムタワー型「S7」や、地デジ対応フルHD液晶一体型「E4」の計2シリーズ6製品を発表。1月23日から順次販売する。価格はオープン。

　S7シリーズは、フルHD対応ワイド液晶ディスプレイとセットのスリムタワー型デスクトップPC。液晶サイズは23V型/21.5V型の2種類（解像度1,920×1,080ピクセル）、CPUはインテルの「ターボ・ブースト・テクノロジー」に対応したCore i7-860（2.8GHz）と、1月8日に発売された最新CPUのCore i3-530（2.93GHz）の2種類、メモリは6GB/4GBの2種類、光学ドライブはBlu-rayコンボ/DVDスーパーマルチ（2層書き込み対応）の2種類を用意。その組み合わせで4製品をラインアップし、地上デジタルチューナー（2番組同時録画/ダビング10対応）搭載モデルも用意する。

　4製品共通で、OSはWindows 7 Home Premium 64ビット版で、セレクタブルOSとして32ビット版への変更可能。HDDは1TB、LANは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T。インターフェースは、USB2.0×6/LAN/マイク/スピーカー/メモリカードスロットなど。本体サイズは、幅98×高さ335×奥行き395mm。付属品はUSBキーボード/USBスクロール機能付き光学式マウス/電源ケーブル/スタンドなど。Office Personal 2007（SP2）を装備する。

　その他の各モデルのおもな仕様と発売日、予想実売価格は次のとおり。

　「S711A8B/23W1」は液晶が23V型ワイド、CPUがCore i7-860（2.8GHz）、メモリが6GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ（2層書き込み対応）。インターフェースはさらにHDMI×2/ミニD-sub15ピン×2を装備。本体の重さは約7.2kg。発売日は1月29日、予想実売価格は179,800円。

　「S711A7B/21W1」は液晶が21.5V型ワイドで、地上デジタルチューナー（2番組同時録画/ダビング10対応）搭載。CPUがCore i3-530（2.93GHz）、メモリが4GB、光学ドライブがBlu-rayコンボ。インターフェースはさらにHDMI/ミニD-sub15ピンを装備。本体の重さは約7.2kg。テレビリモコンを付属する。発売日は1月29日、予想実売価格は179,800円。

　「S711A6B/23W1」は液晶が23V型ワイド、「S711A6B/21W1」は液晶が21.5V型ワイド。いずれもCPUがCore i3-530（2.93GHz）、メモリが4GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ（2層書き込み対応）。インターフェースはさらにHDMI/ミニD-sub15ピンを装備。本体の重さは約7kg。発売日と予想実売価格は、23V型ワイドが1月26日で149,800円、21.5V型ワイドが1月23日で144,800円。

　E4シリーズは、解像度1,920×1,080ピクセルのフルHD対応21.5V型ワイド液晶一体型デスクトップPC。ダビング10に対応した地上デジタルチューナーを搭載している。本体サイズ（スタンド含む）が幅537×高さ374mmで、奥行きは76.3〜210mmのスリムボディとなっている。

　キートップを独立させたアイソレーションキーボードを採用し、使用頻度の高い電源ボタンや音量/輝度調節ボタンは操作しやすい左右の側面に配置。アナログディスプレイ入力端子を装備しており、サブディスプレイとしても利用できる。

　OSはWindows 7 Home Premium 32ビット版、CPUはAtom 330（1.6GHz）、メモリは2GB（最大4GB）、HDDは320GB。LANは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T、無線LANは、IEEE802.11b/g、光学ドライブはDVDスーパーマルチ（2層書き込み対応）。インターフェースはUSB2.0×6/ミニD-sub15ピン/マイク/ヘッドホン/メモリカードスロットなど。本体の重さは約7kg。付属品は、USBキーボード/USBスクロール機能付き光学式マウス/ACアダプタなど。

　発売日は3月上旬。予想実売価格は、Office Personal 2007（SP2）搭載の「E411A5B」が109,800円、非搭載の「E411A5」が89,800円。

　今回はほかに、直販サイト限定でBTOスリムタワーデスクトップPC「DS711A」も発表している。