仕事で英語を使う人はネット活用派? 環境問題にも強い関心
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仕事での英語使用経験者に国際貢献をしたいと思うかを聞いたところ、全体の72.4%が「国際貢献をしたい」という結果となった。これを仕事での英語の使用頻度別で比較すると、“ヘビー”層では75.6%、“ミドル”層では74.1%、“ライト”層では70.4%が「国際貢献をしたい」と答えており、使用頻度が“毎日”では80.5%となっている。
環境問題に関心があるかの問いには、90.5%が「関心がある」と回答。「国際貢献をしたい」とした人ではさらに高い数字となり、実に96.5%が「関心がある」と答えている。「地球温暖化」「放射性廃棄物」など環境問題の具体例に関しても、「国際貢献をしたい」人では全体より「内容を知っており、真剣に捉えている」割合が高く、「環境問題に対する認識や態度」と「国際貢献に対する意志」との関係性が確認できる結果となった。また、環境問題に関して世界のために日本ができることは何かを聞いたところ、最も多かったのが「家庭内での、節水・省エネ・ごみ削減に努める」。次いで「自然エネルギーの利用を促進する」、「オフィス内での、クールビズやウォームビズを推奨する」という順となっている。
年に1度各国代表が集まり、国連気候変動枠組条約の成果について話し合われるCOP。昨年末にコペンハーゲンで行われたCOP15では、2013年以降の地球温暖化対策について話し合われたが、このCOP15について45.1%が「内容を知っている」と答えた。「名称は聞いたことがある」の38.7%と合わせると、8割以上がCOP15を認知していることになる。COP15のニュースの情報源としては「テレビ」を挙げる人が最も多かったが、英語の使用頻度が“ヘビー”層では、「パソコンのインターネットサイト」を挙げる人がほかの層に比べて高いのが目立つ。さらに、英語の使用頻度が“ヘビー”かつ「国際貢献をしたい」という層では「パソコンのインターネットサイト」を挙げる割合はさらに高く、仕事で英語を頻繁に使用し、国際貢献志向が強い層は、時事ニュースやビジネスの情報源として、インターネットを多く活用していることがうかがえる結果となった。
《大木信景》
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