リコー、裏面照射型CMOSセンサー搭載のコンデジ「CX3」
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CX3は、2009年9月に発売され好評を得た「CX2」の後継機種。CX2と同様に広角28〜300mm、光学10.7倍ズームレンズを搭載。CX3では新たに裏面照射型CMOSセンサーを搭載。また、2009年8月に発売されたハイエンドのコンパクトデジカメ「GR DIGITAL III」で搭載されているアルゴリズムを採用したノイズリダクション機能を装備。これにより、解像感や階調特性、彩度をそのままにノイズを低減することが可能になり、暗いシーンでの画質が向上されたという。
また、「シーンオートモード」を新たに搭載しており、カメラを被写体に向けるだけで、ポートレート/スポーツ/夜景ポートレート/遠景/夜景/マクロモードなどの撮影シーンをカメラが認識。最適な撮影設定に切り替わる。さらに、1,280×720ピクセルのハイビジョン動画撮影機能を装備した。
露出が異なる2枚の静止画を高速で連続撮影し、適正露出部分を合成した画像を記録する「ダイナミックレンジダブルショットモード」はCX2にも搭載されているが、CX3では拡大効果の詳細設定が可能になり、どの領域の輝度を優先するかをハイライト/シャドー/OFFから選択できる。ほかにも、ペットを驚かせないように、フラッシュ、AF補助光、操作音をOFFにする「ペットモード」を新搭載した。なお、CX2は併売される。
おもな仕様として、有効画素数は約1.000万画素、撮像素子は1/2.3型CMOSセンサー(総画素数約1,060万画素)、焦点距離はf=4.9〜52.5mm(35mm判換算で28〜300mm)、F値はF3.5(広角)〜F5.6(望遠)、レンズ構成は7群10枚(非球面レンズ5面4枚)、光学ズームは10.7倍。液晶ディスプレイは3型、ファイル保存形式は静止画がJPEG、動画がAVI(Motion JPEG)。内蔵フラッシュメモリは約88MB、外部対応メディアはSD/SDHCカード(最大32GBまで)。インターフェースはUSB2.0 mini-B/AV。
本体カラーはブラック/すみれのほか、ライトグレー×ピンクのツートンを用意。本体サイズは幅101.5×高さ58.3×奥行き29.4mm、重さは約206g(バッテリ/SDメモリーカード含む)。
《加藤》
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