米Microsoft、次期Mac用Officeの詳細を発表
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既にベータ版が公開されているWindows版の「Microsoft Office 2010」と同様、「Microsoft Office Web Apps」を使用することで、PCやスマートフォンなどからweb経由でOfficeデータを利用可能となる。これにより、場所を選ばずに多彩な作業形態を提供するとうたう。
ユーザーインターフェースには新デザインを採用し、これまでの要素を残しながら「Office 2008」のエレメンツギャラリーが進化。また、既に報じられているように、電子メール機能/スケジュール管理機能などを統合した「Entourage for Mac」に代わり、「Outlook for Mac」が提供されることになる。Outlook for MacはCocoaを使用して開発されていることから、よりMac OSとの親和性が高いという。
Outlook for Macの新機能としてはWindows用のOutlookからの.PSTファイルのインポートが可能となり、Spotlight検索/Time Machineバックアップサポートが特長の高速ファイルデータベースを採用した。また、Information Rights Management (IRM)機能の採用により、機密情報を含むコンテンツへのアクセス権を持たないユーザーに対して受信/閲覧禁止などを設定することができる。Office for Mac 2011は北米にて2010年内の発売を予定。日本での発売時期は現段階では未定で、後日発表される見込み。
《小口》
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